2014年9月19日金曜日

栄枯盛衰、祇園精舎の金の声。

大英帝国として世界をリードしてきた盟主が国力衰退の危機。

盛田イズムはどこへいったのかSONY。もはや「技術」でも勝てぬ迷走っぷり。

リベラルの旗手は謝罪行脚の真っ只中。天下の朝日に落日は訪れるのか。


昔の人は人間の業というものを後世に伝えようといろいろなかたちで残した。

しかし、やっぱり人間だもの。甘い蜜には誘われてしまう。

誰が決めたかしらないが、1世紀を100年とした時代の区分けは実に興味深い。

世の中、100年経ったら必ず何か起こる。

今から100年前は1914年、第一次世界大戦が起こった年だ。まさか、このあともう一度世界大戦が勃発するなど、誰がこのとき予想したただろうか。

戦後70年を来年に控え、「100年平和」を日本は維持できるのか。

経済もおなじで、自分が生きてきたこれまででさえ、いくつもの大企業が衰退していった。

今、目先の価値で物事を判断し、未来を誰かにゆだねるのは人生の怠慢だと思う。

危機感と自己責任というふたつの制御力で人・もの・お金の流れを見極めなければならない。


江戸時代だったら、スコットランドが独立しようが他人事だった。

しかし、今は為替、株価、そして企業の業績さえも左右する時代だ。

何がグローバルでなにが普遍なのか。

どんどん見極めるのが難しい、やっかいな世の中だ。