2013年12月10日火曜日

ハートネットTV(Eテレ)

「見えない世界に生きる-知的障害の女性たち」

http://www.nhk.or.jp/hearttv-blog/500/174756.html

このはなしは、就労支援の仕事を始めてから知った。

福祉の世界でも、触れていいのかどうなのか難しいところだ。

なぜならば、自覚している部分が当事者にあり、理由はなんであれ自分の意志で働いている人がいるからだ。

単なる、需要と供給という市場原理だけでは成り立たないところに根の深さを感じる。

2013年12月6日金曜日

隣の芝生ももう枯れ始めた今日この頃。

今でも、
「今度、ヨーロッパに旅行に行くんだよ」
って言うと、「あら良いわね~」と答えが帰ってくる。

まあ、旅行に行くんだから、どこに行っても「あらいいわね~」なのだが、どうも日本人は行く前から肩に力が入って、気合を入れすぎるところがある。

ヨーロッパ、いや欧米と表現したほうがいいだろう。
昔から、それは10年、20年前の話ではなく、明治維新以降、羨望の眼差しで日本は欧米を見つめていた。
全てのジャンルにおいて「世界の~」といわれた人々は=欧米で名を馳せた人のことを言った。
近年、スポーツ、芸術、技術などの分野で、日本人はこの「欧米」というフィールドで目覚しい活躍を遂げている。

しかし、日本人が憧れを抱いているのは景色や建物、欧米人のスタイルのよさではない。
もちろん、それも込みなのだが、肝は「時間の流れ」にある。

築200年なんて家があちらこちらにあることに驚き、定刻どおりに来ない電車に苛立ちを覚え、夕方の4時には店を閉めてしまう商売っ気のなさに唖然とさせられる。


キリスト教において「労働」は罪とされた。
だから、働くことは欧米の人々にとって美徳ではない。
日本人は、勤労勤勉。働くというよりも、常に何かに勤しむことが美徳とされた。
この異なる価値観のなかで、ふと我が身を置いたとき、日本人は時の流れに戸惑いに似た感覚を覚える。

よく、海外にいったらのんびりとした生活が送れるという人がいるが、こと仕事に関しては日本よりシビアである。
契約社会の欧米において、結果を出せなければ即クビ。
会社に所属するのではなく、自分のスキルを高く買ってくれるところに雇われる。帰属意識がないからサービス残業という発想はない。あくまでも自己責任という意識が強い。

物事を良い、悪いで判断すると、価値観の変化によって常に流動的になる。
今はあの会社は年収300万だといって見向きもしないのに、5年後800万だと聞きつけると、とたんに目の色を変える。
そりゃ、高い金をくれるんだったら当たり前だろうという声はおっしゃるとおり。
しかし、300万のときからいた人間はお金ではない「何かに」魅力を感じその会社に入った。
出世するかしないかは別として、長くそこに居続けるだろう。

落語の大名人古今亭志ん生も、息子の志ん朝に「とりあえず3年やってみろ。そしたら噺のおもしれえところがわかってくる」と言ったそうだ。
3年でつまらなかったら辞めようとおもっていた志ん朝も、気づけば落語のおもしろさに取り込まれていった。

友人の外人に日本について聞くと、的確に良し悪しをついてくる。
灯台もと暗しのものもあれば、「あー、やっぱり世界中誰が見てもいいもんはいいのか」と再認識させられるものもある。

そんなことを考えながら、年末年始にどっか旅行に行きたいなと思ったときに、我が家でごろごろテレビを見て過ごすという案も捨てきれずにいるのである。

2013年11月29日金曜日

東京モーターショー2013 (コンパニオン編)

東京モーターショーに行って参りました!

フォトグラフィーになっております。

お楽しみください。









東京モーターショー2013 (Car編)

東京モーターショーへ行って参りました!

フォトグラフィーになっております。

お楽しみください。



































2013年11月10日日曜日

題名はつけようがない。

ふと、母の言葉に気持ちが軽くなることがあります。

あ、いつの間にか自分はひとつのことに捉われていたなと思うのです。

なんてことない言葉なんですけど。


この間、試験の結果が発表され、2回目の挑戦も不合格でした。

この3年間、自分では試験も踏まえてこれが終わったら、一区切りと思っていたので、正直今の気持ちはまっさらです。

なんか言葉でうまく書けないんですけど、「同じ価値観を持った人達とどっぷり濃密な生き方をしたい」というのが心のなかに強く沸いてきています。

う~ん。

頭の中はパンクしそうなくらいいろいろ考えているんですが。

2013年10月30日水曜日

就活相談。

今週、男性から個別で転職の相談を受けました。

しかも、報酬有りです。

わたしは、あるリクルーティングサイトに登録して、そういった就活、転職相談を受けることがあります。

今回もそこからの相談だったのですが、どうも話が進まない。

抽象的な内容ばかりで、話の本題に入らない…。

ここから先はプライベートな部分なので書きませんが、転職はあくまでその人がするのであって私がするわけではありません。

しかも、僕はそれを本業とはしていません。

以前の就労支援の経験をこのまま寝かせておくのはもったいないと思い、土日をメインにやっているのです。


私はいわゆる、企業から企業への転職の相談はもっとスペシャリストがいるので、毎回断っています。

僕が応援したいのは、自分も含めてですが、体調を崩したり、なんらかの事情で仕事を休んだり、辞めざるを得なくなった人達です。

そこの選択肢に「企業」以外のカードをどれだけ多く提示できるかが大事だと思っています。

私は以前のブログにも書きましたが「やりたいこと」「やれること」を分けて考え、ひとつひとつ課題をクリアしながら「やりたい仕事」に着くのが一番だと思っています。

「行きたい会社」が最優先ではないということです。「やりたいこと」=「行きたい会社」であれば何の問題もありません。しかし、周りの目、社会的地位、そんな基準で選んでいたら、また同じギャップで悩むことになると思うのです。

周りにいつも話ならいくらでも聞くよ、と言っています。

このあいだ、新聞で有料で友達になってもらうサービスを取り上げていましたが、そこから何がうまれるのでしょうか?

仕事とは誰かに「喜ばれる」ことが大事な要素だと思っています。

それは自分が喜べることでもあるのです。

2013年10月29日火曜日

フロイトの本。

僕はこのあいだ、この本を読んで目から鱗が落ちました。

自分のこれまでの苦痛をすべて代弁してくれているかのようで。

どんな薬よりも効く、納得のいく1冊でした。

内容をかくと、転載・無断使用にあたる場合があるので図書館などで探してみてください。

「フロイト その思想と生涯」

講談社現代新書

ラッシェル・べイガー 宮城音弥訳

ぜひ読んでみてください。

2013年9月25日水曜日

ぶれない、「ぶれまくる」という軸。

初志貫徹。不惜身命。

一度決めたら最後までやり抜く。

ぶれないとはそういうことか。

そうだとするなら、僕は常にぶれることを心がけている。

それは、投げ出す、不誠実、適当といった意味合いではなく、どれだけ自分らしく生きられるかということにほかならない。

昨日の西武の石井投手の記者会見を見ていて、その人生観に心を打たれた。

200勝にはこだわらない。

理由を挙げる理由なんてない。

たくさんの友人をつくれたことが一番の幸せ。

こんな引退会見聞いたことがなかった。

社会人として、もっと勉強したい。

石井投手は吉本興業を次の人生のステージに選んだ。


世に言う「野球人」ならばコーチ、監督という言葉が真っ先にでてくるはずだが、それ以外の選択肢がたくさん見えていたのだろう。

僕は基本的に住むところがあって、御飯が食べれて、着るものがあればいい。少しの贅沢をいうなら、旅先の宿代と飯代はほしい。

体調を崩したときはそれがままならなかったから、いろんな人に助けてもらった。

歳を重ねるに連れ、「変わる」ことに周りは良い顔をしない。

腰を据えてやれだとか、もう落ち着いてもいいんじゃないかとか。


そういうことを言う人達に感謝する一方、自分の人生の保障をしてくれるわけではないので、死ぬ間際「あ~あれがやりたかった」と後悔しても時既に遅しな訳である。

だから、期限を設けて一生懸命やる。
延長するか、そこで終わりにするかは、その時決める。

ただし、終わりの条件は完全燃焼のみ。

やるからには力を出し尽くさないと同じ失敗を繰り返す。

2013年9月20日金曜日

都市と地方。

今朝の朝刊で、3大都市圏の地価が上昇したという記事が載っていた。
「バブル」か「経済成長」か。
僕はバブル寄りの地価高騰だと考える。
五輪効果で晴海のマンションはバカ売れらしいし、リニアでますます三大都市圏は過密状態になっていく。
しかも、地方の地価は2000年と比較して50%Downした。
以前から、地方だ!地方だ!と言っている僕としては、地方の人口流失、経済格差、過疎化の問題はおおいにチャレンジするに値する課題なのだ。

しかも、最近は海外からの投資で地方の土地の買い占めが増えている。
日本の素晴らしい原風景が、マネーゲームの選択肢になることだけはなんとしても食い止めなければならない。

地方はモノ・カネ・ヒトが集まらないから、困窮するという。
世界遺産など、一部の地域は潤っているが、あちらこちらに世界遺産があるわけではない。
じゃあ、どうすればいいのか。

答えは徹底した「差別化」だ。
都市圏と180度違うことをひたすら追求する。
巨大な経済圏をつくらず、小さな経済地域をひたすら増やす。

なにごとも巨大化すると、一回のダメージでもろく崩れやすくなる。高速道路、新幹線、ITインフラ…。いらない、いらない。そもそも使うひとがいないんだから。

上下水道が整備されていない、ネットがつながらない、交通機関がほとんどない。
それらの問題は、人々の活動範囲が大きくなりはじめたとき、初めて需要が生じるのであって、今この日本で生きていけない場所は一か所もない。生活していこうと思えば、いくらでも方法がある。

なにも自給自足的生活を勧めているのではなく、徹底した環境保全を主とした経済サイクルを構築することで、「セカンドライフで豊かな人生を!」みたいな発想から、思いっきり「ファーストライフ」として人生を謳歌できる環境を創っていくことが重要だということである。

若い世代は確かに都会にあこがれる。でも、「あまちゃん」でも描かれていたように都会の人間はないものねだりで、地方・田舎に淡い幻想を抱く。

しかし、現実問題、自然と共生していく生き方は苦労や困難の連続だ。しかし、日本が抱える「負」の問題を解決してくれる土地もまた、地方であり、自然と共に生きていくことだと考える。

海外旅行で羽を伸ばすのもいいが、自然の恵みを1日でもカラダに吸収すれば、驚くほどみずみずしくなる。

こんなに色々と勧めるのも、実際、自分自身で日本全国47都道府県を廻って、それを実感したからこそだ。

「余計なものは何もいらない」

それが地方の目指すべきこころではないか。

2013年8月31日土曜日

働き方。

なんとか、8月にもう一回書けた!

今月は長かったなあ。

来週は大阪に旅行いってきまース!!

今月は家にこもり、がり勉状態でなんも楽しくなかった。

頭が常に熱を帯び、暗記事項が脳からこぼれないように必死にフル回転させた。

そんな状態から今週の日曜日に解放され、喜んでいるのもつかの間、同じような状態で初稿の原稿チェックに平日は追われた。

イイね!土曜日!頭も身体も爽快!


そんなわけで、一区切りついてぐったりモードな状態ですが、夏休み最終日、ここで遊ばずにいつ遊ぶんだ!ってわけで午後から10年ぶりに4人以上でカラオケしてきます。

ずっと一人だったかから…。ずっと…。


さて、昨日、来年度の概算要求のことがニュースでやってましたね。

約100兆円。

過去最高だと騒いでいましたが、税収が伸びないなか、社会保障・国債(借金)・安全保障の3点セットはどうやっても減らせない事項です。

本当は安全保障なんて増えちゃいけないもんですが、今日の世界情勢を考えたうえで致し方ないと思うところもあるわけです。

実際は社会保障と国債が両肩にずっしりのしかかるわけですが、年金も30~40歳代は一体いくらもらえるんでしょうか。50%以上と政府は言っていますが、おそらく厳しいでしょう。

なにせ定年60歳と言っておきながら、受給開始は65歳。さらに段階的引き上げで、70歳はもはや時間の問題。

ということは、我々は70歳までは仕事をしなきゃいかんということです。

いま、30歳として、あと40年。

僕はとてもじゃないですが、耐えられません。

「なに甘いこと言ってんだよ!おまえ!」

そんな声も聞こえてきそうですが、これまでの土俵じゃ相撲は取れないってことです。

いま、新卒の内定者のなかで1割弱、海外からの留学生を採っている企業がでてきています。

国内市場だけでは食っていけないため、どうしても海外で通用する人材を取らなければいけないわけです。ということは、これまであった1割の枠に、日本の学生は入れなくなり、ますます競争が激化することになります。

また、弁護士、建築士などいわゆる士業も崩壊状態で、資格をもっていれば安心というのも過去の話。資格だけでは食って行けません。

この間、深夜のバラエティでおもしろいことをやっていました。

「新しいタレント」発掘番組なんですが、キーワードが20個ぐらいあって、そのなかからトークを進めていくわけです。そして、最終的に結論としてでた答えが、一個のジャンルだけじゃ今の芸能界、勝負できへんわ!ということでした。

セレブ+アイドル。

苦労人+小学生。

みたいな、複数の要素をもったタレントでなければ面白くないという、結論。


これは仕事にも当てはまるなと、思いました。

正直、抜きんでた能力もった一部の人間以外、(イチローみたいな会社員)企業で多くの収入は見込めないし、転職するとなればかならず、同等の環境以下の企業を紹介される。ヘッドハンティング等は別。

自分からアクションを起こす場合、経験、能力だけでは競争相手はごまんといる。

そこから頭一個リードするには「複数の要素」持っているか否かが重要になってくる。

「正社員」というポジションは確かに非正規に比べれば、安定している。

だが、海外ではあくまで「契約」が基本。段ボール一個で明日はライバル会社に転職するのが当たり前の社会だ。

そこではAという企業にいたからというよりも、aという仕事ができるから雇ってもらえる。

aという仕事はどこの会社にいっても給料は変わらない。

そんな働き方が日本でも、もうすぐそこまで迫っている。いや、一部ではもうそういう働き方をしている。

70歳までのロードマップ。

あなたはどうしますか?

2013年8月12日月曜日

伝えかた。

メンタル(会食恐怖も)全般、問いあわせをたまにもらいますが、伝えることができる内容には限界があります。

直接、本人を目の前にしたら、その人の雰囲気や話し方でもっと細かいところまで突っ込めるかもしれない。

ただ、おれは医者じゃない。

何の責任もとれないし、あくまで個人的なアドバイスにすぎない。

ブログ上の記事で何を言っているのかわからないと思ったら、それは間違いなく意図的に抽象的な書き方しかできなかったということです。

そこんところ、ご理解ください。

2013年8月9日金曜日

今日から夏休み。

今日から夏休み。

ものすごく眠りが深くて、12時過ぎまで寝てしまった。

今年の夏休みは勉強、勉強。

2度目の試験に向けて、やれるとこまでやる。

それしか予定がない(笑)

でも、それが終わったら、なにかふと気が抜けてしまうだろうな。


ここ最近、人に会う機会が多い。それはプライベートの話で、正直、よっぽど気心の知れた仲じゃない限り、これまであんまり人に会いたいと思わなかった。

そんななかで、同級生、先輩、後輩なんかに久々に会って、特別変わった事はないんだけど、ほっとする感覚があった。

自分が持っているものをほかの人も持っているんだな、自分が感じてることは違っていなかったんだという安心みたいなもの。

「平凡な人生なんかクソ食らえ」で、若い頃はそれでよかったんだけど、平凡はなんなんだと言ったとき、それは勝手に自分が決めた価値観で、どれもがしんどいことを大人になって知った。

だから、軽々しく、あの仕事は楽そうだとか、この仕事はすごいなんて今は言えない。

お前やってみろって言われたら、どれも大変だもの。

だから、仕事を変えることに慎重になった。

今の仕事をとことんやり尽くさないといけないんじゃないかって。

それでも無理だと思ったら、別の仕事を選ばなければいけないけど、その答えはなるべく時間をかけたい。

重要な決断っていうのはみんな時間がかかる。

ひょいっと簡単に決められるものだったら、真剣に向き合っていなかった証拠だから。


まあ、そんなこと考えるのは後でたっぷり時間があるので、そん時に考えることにしよう。


2013年6月2日日曜日

OBLIVION

昨日、観て感じた事。

僕が知っている、会ったことのあるひとはせいぜい200人ぐらいだろう。今までの人生で。

僕が会ったことのない人は日本でさえ1億人もいる。

世界だったら60億人だ。

そんなことをスクリーンを観て感じた。

広大な原野の光景がやけに寂しくて、ノスタルジックにさせたのはストーリーだけのせいではない。

世界の距離は縮まったというが、本当にそうなのだろうか。

2013年5月24日金曜日

ダービーの先にあるもの。

今年のダービーは混戦と騒がれているが、トライアルを含めた前哨戦が波乱含みなだけであって、ロゴタイプがしっかり2冠を奪取しており、レーティングをみてもきっちり数字として出ているが…。
それでも、混戦模様を描いてしまうのはファンの深層心理にほかならない。
武豊のダービー5度目のVで、完全復活。
父が成し得なかった、福永の悲願の制覇。
騎手とサラブレッドの「ブラッドストーリー」がこのダービーを一層掻き立てるのだ。
ディープインパクトやオルフェーブルのような怪物級の末脚を持った馬ならまだしも、今年の出走メンバーは決め手に欠ける馬が多い。だからこそ余計に付加要素がいくつも出てくる。
ただ、個人的にもう一度武豊にダービーを取ってもらいたい。
なぜなら、JRA完全GⅠ制覇を達成するために残された最後のGⅠは「朝日FS」。
2歳GⅠが最後に残ったというのは結構厳しい。
2歳戦だけに成長パラメーターが難しいというのはあるが、ここを勝つためには早いうちからお手馬として有力馬が回ってこないと、なかなか取れないGⅠだからだ。
そのためにもダービーでV5を達成することは、翌年のクラシックに向けて生産者が動き出すうえで重要な評価ポイントに成り得る。
馬券的な話をすれば、人気上位が総崩れすることは考えづらい。
ロゴタイプ   2.3倍。
キズナ     3.2倍。
エピファネイア 3.7倍。
といったところか。

2013年4月22日月曜日

目的のない休息。

最近、週末電車に乗って何をするわけでもなく、横浜や東京に足を運ぶ。

予定はない。

でも、家にいる事が窮屈な感じがして、特に天気の良い日はカラダを外の空気に預けたくなる。


何かこれをするという目的がないから、洋服をみたり、お昼ご飯をたべたり、本屋に1時間以上いたり、お金はあまり使わない。しかも1人で勝手気ままだから今日はちょっと疲れたなと思ったら早めに帰る。

そういう時間のなかで、ふと観るつもりのない映画に興味をもったり、買うつもりのない本を手に取ってみたり、目的があったら、自分の目に留まることがないものに遭遇させてくれることに、「得した」気分になるのだ。

仕事場が自宅から近いので、通勤生活からずいぶん遠ざかっている分、わざわざ電車に乗ることもひとつの楽しみだし、路線図を眺めながら妙にワクワクする性分の自分が、次の旅行へ余計に駆り立てるのだ。

2013年3月31日日曜日

夢×課題=目標

このシーズン、テレビや新聞も新年度に向けて、フレッシャーズに向けて色々な番組や企画をやってますね。

そのなかで、印象深かったのは、日本、インド、韓国の大学生が衛星中継で大学や将来についてメッセージを送り合う番組がありました。

東大生の一人が「日本人は大人になる過程でマセていく。子どもの頃の夢や希望を真剣に語ると子供扱いされる。」という言葉に、この学生いいこと言うな!と思いました。

インドや韓国の大学生は大学に入学した時点で明確な目標をもち、勉強時間も日本の大学生と比較したらとんでもなく勉強しています。

でも、日本は入口が難しい分、その後の4年間はなんとなくふわふわしがちです。

大学をあくまでも、学問を学ぶための場所と割り切るかどうかは個人の自由ですが、「大学」という場所に籍を置いている以上、最低の事はこなす義務があると思います。

授業にでない、学校を休む。確かに個人の勝手でしょ、と言ったらそれまでですが、とんでもなくつまらない授業に出て、教授の話を聞くのもやらなきゃいけないことなわけで、そこで好きなものだけを選択し続けると、社会に出てから耐えることができなくなる。

嫌なこと、つまらないことをどうやって耐え、自分のものにするか。

せっかくお金を払っていっているんだから、それも勉強のうちです。


そして、いま自分には目標や夢がないと不安な学生さん。

ない人はなくていいじゃないか?

目標は自分でつくるものだし、夢は無理やり決めるものでもない。

生きてりゃ、目標も夢も変わってくる。

途中で進路変更することに対して、屈折した人生論をぶつけてくる人がいるが、野球選手になることが夢で一生懸命頑張っても、怪我したり、じぶんより上手い奴がいて実現しないかもしれない。

そこから臨機応変に次の自分を探す事は、かしこい選択だと思う。

このご時世、なんでもカテゴリーに分けたがるから、どっかにはいらなきゃいけないと錯覚してしまう。

そんなことはなくて、文系の勉強していても、理系の分野で興味を持てるものがあったらそれもいいし、人とコミュニケーションが苦手だと思っていた自分が、案外そうでもなかったりする。


自分自身、いまだってこれもいいな、あれもいいなと思いながら生きているわけで、答えは死ぬ直前までわからないのです(笑)。

2013年3月16日土曜日

懇親会。

一応、締め切り日を迎えましたので、ここで一旦締めたいと思います。

特に参加に関する、連絡等はありませんでしたので、今回は無しということになります。

また、興味をもたれたら、いつでもお待ちしております。

2013年3月10日日曜日

第1000回(通算)。

2008年から書きはじめて、今回、1000回目です。

どんなことも、続けばそれはひとつ形になります。なので、1000という数字は意味のある数字じゃないでしょうか。

2008年はNPOを立ち上げた年。それからもう5年も経つんだと思うと、どうりで筋肉痛が抜けないわけです。

土曜日の朝日新聞Beのなかで日本人の労働時間は世界で1位だとありました。世界の平均は4時間30分ちょっとで、日本は6時間超です。その半面、1時間における生産性は42位でした。1番働いているのに、いかに効率が悪いかということです。

でも、それが悪いとか良いとか言うつもりはさらさらなく、日本にいても短時間で仕事をする方法はいくらでもあります。もっといえば、そんなに日本の慣習が嫌なら外国に行けばいいだけの話です。

労働時間1位というのは日本人の国民性であって、「働く者食うべからず」の精神が根付いている証拠です。たくさん働く事は美徳であり、なんだかんだ言っても「善き日本人」を具現化しているのです。

個人的に短時間で数百万稼いだとか、時間をお金で買うといった類の話は興味がありません。

でも、あるにこしたことはない。

そのへんのバランス感覚をしっかり持たないと頭でっかちの人間になってしまうのは確かです。

このブログが読んで下さる方に何かきっかけや気付きを与えているのだとしたら、まだまだ続けていこうと思っています。

これからもよろしくお願いします。

2013年3月7日木曜日

Happy Monday.

みんな月曜日って憂鬱だと思うんです。

「あ~、明日から仕事かぁ・・・」って。

僕も嫌です。

休み明け。

月曜だろうが、金曜だろうが、休日の次は行きたくない。

仕事が嫌とか、そういうことではなく、一回緊張の糸が緩んでいるから、再度張りを持たせるのがかったるいんです。

だから、長期休暇は嬉しいけど、反面もう休みの日から逆算なんかしちゃったりして・・・。

でも、これじゃつまらんと思い、敢えて「来いよ!月曜!」的気持ちを心がけたら、なんとなく時計の針が早く回っているような気が…。

今日は「何曜日」と考えず、始まったらずっと終わるまで時間軸は連続してる感覚でいると、ちょっと楽。

つまり「24」ジャック・バウワー的思考です。

月~金だったら24×5で120時間。

120時間後に好きな事ができるとおもったら、なんとなく余裕が生まれる。気分になっているはず。

2013年3月4日月曜日

スキー in Niigata

もしかして、これが鼻炎こじらせた原因??正直、「寒い」っていう印象しかありません。












 
 

2013年3月1日金曜日

3月だから、気持ちはばびゅ~ん。

春一番が吹きました。

懇親会の件ですが、3月15日までにご意見、または参加したい等の連絡があった場合、実施致します。

なにもなければ、またいつの日か!と、いうことで。

昨日、孫悟空の師匠見つけました。

これ↓

2013年2月20日水曜日

会食恐怖についての懇親会

春が近くまでやってきていそうで、なかなか遠いですね。

唐突ですが、4月初旬(このあたりならもう暖かいだろう・・・)あたりに一辺、懇親会みたいなものをやってみたいなぁと思っています。

なぜかというと、このブログの記事ごとにどれぐらいのアクセスがあったのかが分かるのですが、この3カ月、TOP5の記事は全て「会食恐怖」の記事です。なかには海外からもアクセスがあり、日本のみならず、この症状に悩まされている人が本当にたくさんいるのだと改めて実感します。

mixiなどのコミュでいわゆる「オフ会」を不定期でやっていますが、僕も初めて他の会食恐怖の人とお会いしたのはこのオフ会でした。(確か3人だけだったような・・・)

私のブログでやりますよ~と募って、どれだけの方が集まるのかは分かりませんが、オフ会で良く聞くのは「やっと見つけた」とか、「話をしたくてもどうやって仲間を探したらいいのかわからない」といった情報源が少ない事でした。

基本的に、出欠みたいなものは取りません。

当日気分が悪くなったら、連絡も不要。

遅刻、早退も自由。あくまで自分のペースで参加するというのがオフ会でのルールでした。これは本当にプレッシャーにならなくて、良いアイデアだなと思いました。(今は変わっているかもしれません)

いきなり、いつやります!とは言いません。

フリーメールでの連絡や、ブログの下の+ボタンを押して頂いてもかまいません。

まず、参加してみたいかどうかをお聞かせ下さい。

何の反応もなければ、この企画はなかったということで・・・。

場所だけは申し訳ありませんが、都内を考えております。以前、新幹線でオフ会に参加された方がいましたが、これだけネットが発達しているので、遠方からでも参加できる方法はあるはずです。

まあ、あまり難しく考えずに、少し検討してみてください。

連絡に関しては個人情報に関わることですので、このブログはあんまり信用できん!と、思う方は
+ボタンなどでの意志表示が良いと思われます。

では。

2013年2月19日火曜日

仕事、会社を休むことに罪悪感を感じていないか!!

今日、会社を休みました。
休んでんのに、ブログなんか書いてるんじゃねえよ、という方もいると思います。そのとおりです。

なんで、会社を休んだかというと、持病の後鼻漏がひどかったからです。ず~っと鼻水でっぱなし。

理由はさておき、わりと最近まで仕事を休むことにすごく罪悪感を感じていました。

「なまけてんのかな・・・」

「みんなに迷惑かけるな・・・」

「俺って・・・」

でも、そういうこと考えながら1日過ごすとあまり休んだことにならない。

怠けて休んでるなら感じてもいいが、毎日一生懸命やっていて体調が優れないなら休むしかないじゃない。

それを精神論で捩じ伏せてくる人がいるが、それで快復するなら休まないよ。

私は自分を大事にしないと、結局いろんなところにあとあと迷惑をかけることになると思っているので、仕事に滅私奉公するという感覚はあまりありません。もちろんできる限りのことはやってます。

罪悪感を感じなくなったわけではなく、休んだ日にそういうことを考えなくなったのは、仕事を長くやっていこうと思うようになったからだと思います。

休むと決めたら徹底的にリフレッシュを図る。(私はひたすら寝る)

はってでも来いという人達に対しては毅然とした態度を取ります(笑)

2013年2月15日金曜日

2020「レスリング」問題が浮き彫りにしたもの。

2020年の除外競技を巡って、すったもんだが起きている。

除外対象に突如としてレスリングが挙がったことで、その選考過程の不透明性や欧州出身理事の利害関係などが取り沙汰されているが、問題の根っこは今に始まったことではない。

既にマスコミに取り上げられている経緯は敢えて事細かに書かないが、私が危惧するのは「競技の優劣」がオリンピックの正式競技に採用されるか否かで決まってしまうのではないかということである。

今回除外対象になった競技で最終的に近代五種と争ったわけだが、どちらが残っても文句が出るのは目に見えている。まず、なぜ除外対象として、ホッケー、テコンドー、カヌー、近代五種、レスリングが候補に挙がったのか、その説明がなされていない。逆に言えば次回のオリンピックでなんで、ゴルフとラグビー(七人制)が採用されたのかもよくわからない。

はっきり言ってゴルフなんてメジャー大会があるわけだし、先進国でしか普及していないのは明らかなのに・・・。私自身もお金がなければゴルフをやろうとは思わない。観るのは好きだが。

次に、なんでレスリングが外れたのかということだ。ぶっちゃけていえば、テレビに向いていない、スポンサーが付かないといった、商業主義的観点から外されたのは容易に推測できるが、レスリングに励んでいる子どもに対して、こんな説明を大人ができるか!?筋の通った説明ができないということは、除外理由が曖昧であり、一部の人達の思惑で決定されたとしか言いようがない。

正式競技から外れるとなったら、まず、若い人達は競技から離れていくだろう。アマチュアスポーツの最高峰にその舞台が用意されていないのだから。それはマイナースポーツへの移行を意味し、競技人口が減る最大の要因となる。

どの競技も皆、優劣をつけることなどできず、そもそもそのスポーツを楽しむことがオリンピックの原点であるように私は思う。そして、オリンピックの競技として採用されるべき基準が個人的に必要であるべきだ。

それは至って簡単な基準だ。

①競技の普及率が高いもの。
②競技のコストパフォーマンスが低いもの。(何度も引き合いにだして申し訳ないが、ゴルフが子ど  
 もの身近なスポーツとは到底思えない。)これは道具、設備等、その競技に対してどれだけお金を 
 かけずに楽しむことができるかということである。陸上は極端に言えばコストパフォーマンス0であ 
 る。
③競技の伝統(たとえば、日本で近代五種をテレビで見られるのはオリンピック以外そうあるもので  
          はない)これは、①と矛盾しているように思えるが、人気競技ばかりが正式競技に    
          採用されては公平性という観点から望ましくない。

現代の商業化路線を取るようになってから、オリンピックはいつの間にか「アマチュア」のスポーツの祭典ではなくなった。スター選手が次々に参加し、その規模は拡大し続けている。その弊害が今回の騒動で浮き彫りになった格好だ。

個人的にレスリングが残って欲しい気持ちは強いが、仮に残ったとしても今回の問題が解決された事にはならない。


2013年2月10日日曜日

至福の10年

先週の日曜日、「アンカツ」こと安藤勝己騎手の引退式が京都競馬場であり、急遽、京都まで足を運んだ。

アンカツさんは個人的に色々な思い出があり、これは行かないと後々後悔すると思って、引退発表の翌日切符を買った。

土日の2日間滞在し、初日は京都市内を散策、節分の時期もあって恵方巻を食べたり、普段観光では通らないような裏路地を気の向くまま歩いた。
日曜日は朝から京都競馬場に入り浸り、初めての淀のターフを隅々まで見物した。

アンカツさんは2003年に笠松競馬からJRAに移籍し、移籍後わずか1カ月でGⅠ高松宮記念を勝利した。

当時、大学3年だった僕はラジオでその実況を聴いていたのを鮮明に覚えている。
既に40歳を超えていたアンカツさんがJRAに活躍の場を移したというのは非常に興味があった。既に若干30齢にして円熟期に入ろうとしていた武豊をはじめ、外国人ジョッキーが次々に来日している中でどこまでやれるのか?
まして地方に比べ、中央では前に馬を置いて押し切るだけの競馬では勝てない。

本人曰く、「折り合いだとか、差し・追込みみたいな乗り方は中央で初めて意識した」と語っている。

スタートも地方なら出遅れは致命傷。でも、「中央の広いところだったらなんとかなる。」と、中央での騎乗方法の選択肢が増えた事に対して「競馬」への探究心が増したようだった。

実際に、笠松に行ってみるとわかるが、コーナーがとんでもなくキツイ。馬も斜めに馬体を傾けながらかなり減速して回ってくる。これでは差し・追い込みはなかなか決まらない。しかも直線は200mちょっと。勝つには引っかかろうが、脚が鈍かろうが、前に追い出すしかないのである。

高松宮記念の勝利を皮切りに、引退までGⅠ通算22勝を挙げた。10年間で22勝というのは25年間で65勝の武豊に引けを取らない。(武さんは武さんで偉大なのは言うまでもない)
アンカツさんが騎乗すると、とにかくよく馬が動く。特に2歳、3歳の気性が激しい時期の馬をあれだけスムーズに乗れるのは日本の競馬界でも指折りしかいない。
馬体にビチッと体を重ね、まさしく人馬一体となったブレのない騎乗スタイルは観ていて美しかった。そして、最後の直線の手綱裁きも最短距離で馬体に鞭打つ。その音は高く引き締まっていた。

基本的に笠松時代の影響もあってか、1200~2000Mを得意としていたように思う。もちろん、長距離が苦手というわけではなく、(菊花賞・天皇賞〈春〉など長距離GⅠも勝っている)スプリントからマイルにかけてはレース運びが群を抜いていた。

内ラチ沿いにコースを獲り、最短距離で直線まで馬を持ってくる。追い出しのタイミングも計ったかのように最後ゴール板できっちり差しきる。逃げの場合も後続の追い込みを最後のところで捉えさせない。計算された騎乗というより、感覚としてカラダが覚えた結果なのだろう。

この10年間、2003~2005は武豊、岡部幸雄、安藤勝己、という競馬史上でも屈指のトップジョッキーが凌ぎを削り、アンカツさんの移籍以後、地方の名手が次々と中央に移籍してきた。岩田康誠、内田博幸、小牧太など今やGⅠの常連には地方出身のジョッキーが名を連ねる。

それも安藤勝己というジョッキーが地方のレベルの高さを中央に見せつけ、誰もがその実力を認めたからに他ならない。

日本競馬が世界レベルに到達しつつあるなかで、あと時代が10年早かったらと、たらればを言ってしまうのが私だけであろうか。

競馬界に残した功績は、それだけ偉大にしてアンカツさんだからこそできた軌跡なのである。


2013年2月5日火曜日

フォトライブラリーin Kyoto

まずは写真だけでもお楽しみくださいませ。

ちょっと、まだ文章を書く気力がない・・・(笑)

①本能寺


②祇園の裏路地


③高瀬川



④白川(ちなみに水は琵琶湖から流れている)


⑤八坂神社



⑥夜の鴨川と三条大橋



⑦京都の朝



⑧京都競馬場



⑨安藤勝己騎手引退式



⑩カレー専門店「白川」(めちゃめちゃ旨い!)