2011年11月29日火曜日

私は会食恐怖症をどのように克服したか?⑥

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【 私は会食恐怖症をどのように克服したか? 】Vol.006
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体調を崩し「生活のリズム」が狂いそうになりました。 中途半端な時間に食事を取ったり、就寝時刻が深夜になったりと、まずいなと思 いながらも自分の弱さに甘えてしまいした。

これまでの話の流れならば、自分に厳しくと言ったような内容を書いたでしょう 。 しかし、先週私はその自分の心に素直に従いました。無理をしてがんばらねば! と考えるのではなく、こんなときぐらいゆっくりしようよと。

会食恐怖の方と話をしていると、白黒はっきりつけないち気が済まないという性 格の人が多いです。 なぜ、自分がこうなったのか、いくつもの文献やカウンセリングを受け必死に模 索する。 それを否定するつもりは全くありませんが、その答えは粉々に砕けたガラスの破 片のひとつに等しくおそらく見つからないでしょう。 「ケセラセラ」 なるようになれという意味ですが、会食にとどまらずすべての病を抱えたときに この心境になることができたら、とても気持ちが軽くなると思うのです。過去の モリモリ食べられた自分も自分。食べられずに苦しんだ時の自分も同じ。そして 、今こうして誰かに伝えているのも自分。 時間が流れていくなかで常に波が穏やかな人生などそうあるものじゃありません 。必ず苦しかったり、辛かったりする時期がある。それを何度も乗り越えて人は 強くなっていく。 人は一時でもハンディを抱えたとき、弱者の痛みを知ります。 そのハンディがなくなったとき、痛みを忘れずに生きることができるひとは一回 りもふたまわりもやさしくなれる。

私が感謝しているのは自分がその環境に身を置いたとき、会社の上司や仲間、親 友や先輩、後輩誰もがやさしく接してくれたことです。 だから、いまの自分がいるのだと思います。 丸い筒は上から観れば円にしか見えませんが、横から見れば長方形に見える。 何か困難にブチ当たったとき、自分の観えている姿は本当のカタチをしているの か、じっくり観察してみてください。 きっと、違う顔をした姿がみえてくるはずです。 それが「思考のゆがみ」を自覚した瞬間なのです。

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私は会食恐怖症をどのように克服したか?⑤

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【 私は会食恐怖症をどのように克服したか? 】Vol.005
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前回は他者とのアプローチに関してお話しました。 今回はその総括です。 私は今でも、食事を取ることに緊張というより神経を使います。 それはひとりであろうが大勢であろうが変わりません。 なぜかというと、食事を取ることにとても時間を割くからです。 朝も最低1時間30分は自分の時間を持たないとゆっくり食事ができません。 昼も然り。 夜は時間を気にせず、自分のペースでゆっくり食べます。 食事の時間をあわただしく取ると自分の中のリズムが狂った感覚になります。 とても大きなストレスで違った形でその反動がきます。 だから、規則正しい生活を送らざるを得ない。 毎日の食事を気持ち良い時間にするために早く起きる。 自分だけの時間で動いていればそんなことは気にしないのですが、やはり人と繋 がっている以上、自分の時間は自分でなんとか確保しなくてはいけない。 結局いつも逆算していって、それよりもほんの少しゆとりの時間をもつことで食 事に対するモチベーションを挙げるわけです。 大げさに聞こえるかもしれませんが、一度「食べられた」という感覚を自分の不 摂生や甘えで失いたくないのです。 仮に何かのきっかけで気分が悪くなったら…。 その理由がもし、自分が事前に防げるものだったとしたら、また時間をかけてそ の感覚を取り戻さなくてはならない。 だから、必然的に継続し続ける。 私は自分に甘い性格だと分かっているだけに、より厳しく己を律しないとすぐに 生活リズムが狂ってしまう。 ストイックに聞こえるかもしれませんが、「当たり前」を続けていくことのむず かしさをいつも感じています。 だから、他者とのスタンスもいつも変えません。 同じ状態でいることで、平常心を保ち、気持ちを落ち着かせることができる。 それだけ慎重になっていてもちょっとした気持ちの変化で普通の人間でも症状は 食事に現れます。 その時の自分の状態を冷静に客観視して、無理をしないことが快復への一歩だと 考えます。

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2011年11月17日木曜日

プロセスを無意識化するということ。

我々は「結果」を求めがちだ。

いや、いつも結果を求められる。

だが、結果だけを追求するとあとあと苦労する。

もし、何の努力もしないで年収1000万の仕事に就けたとする。

ラッキーじゃんと思った人はあとで、とんでもない試練が待っている。

よく僕が使う「できること」「したいこと」という言葉。

プロセスをしっかり踏まないで、棚からぼた餅で結果を得てしまうと、継続的に結果を出せない。当然のことだが。

しかし、プロセスを重視するあまり、結果(本番)でいつも泣きをみるのももったいない。

いかに、自分がいまプロセスを実践しているのだと意識せずに済むか?

それは残念だが「反復」しかない。

反復も一定期間をすぎると、それをしないことが違和感を覚えるようになってくる。

試しに1週間散歩を続けてみるといい。

8日目、家でごろごろしていると無性に体がうずいて、気持ち悪くなるはずだ。

また、プロセスを短期間で考えると続かない。

なるべく長いスパンで考えると、無理な計画を立てられなくなる。

今日は少々、場違いな環境で話をしてきて疲れた。

この疲れを今日中に抜き切ることもこれまた大切。

2011年11月13日日曜日

私は会食恐怖症をどのように克服したか?④

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   【 私は会食恐怖症をどのように克服したか? 】Vol.004
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◇今週の目次◇
1.他者とのアプローチ2
2.みんなの会食恐怖ネタ話
3.会食のワ!!!
4.Q&Aコーナー

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1.他者とのアプローチ2

今週は他者とのアプローチその2です。 会食恐怖を振り返ってみて感じたことは、恐怖がどこに起因するかということで した。簡単にいえば、自分の問題なのか、他者の問題なのかということです。 「会食恐怖」というぐらいですから、他人とのコミュニケーションに苦しさを感 じているという受け止め方をされる方がほとんどだと思います。ですが、それは 自分にとっては大きな問題ではないことに気付きました。「他者は常に変化する 」ということに考えがたどり着いたとき、自分の力ではどうにもできないものが あるのだということを同時に悟りました。 相手によって、自分のスタンスを変えていくということはとても難しく、疲れる ことであり、この考え方で治そうと思っても時間ばかりがかかると思ったのです 。 前ふりが少々長くなってしまいましたが、どうしても自分の内面を変えていく過 程を通らないと私の場合には克服というゴールには辿り着く事ができませんでし た。それは前回のカミングアウトの話に繋がることであり、どんな状況でも食べ る事が出来ることが自分にとっての克服とするならば、自分が苦しい環境でも敢 えて食事を摂り、その苦しさに慣れていかなければならなかったのです。 カミングアウトをしないということは、一般の人たちと同じように好きなお店に 入り、好きなメニューを食べる。 これをごく普通にやり遂げる(ちょっと大げさな表現ですが)ぐらいでないと、周 りから「あれ、今日体調悪いの?」など、あらぬ心配をかけさせてしまいます。 あくまで自然体。この積み重ねが自己の恐怖を次第に打ち消していってくれます 。少なくとも多くの人間がいる席で、不安や緊張を抱くということは減っていく はずです。 問題は食事が喉を通るかどうか? これは私の個人的な経験ですが、旅行先でカウンター席しか空いておらず、幸い 隣にはお客はいませんでした。 しかし、安心したのも束の間、メニューを頼み終えると店員からお隣でお相席さ せていただいてもよろしいでしょうか?と言われました。一瞬、頭のなかが真っ 白になり生唾を呑みました。ここで、店を出ると言う選択肢もありましたが、旅 先ということもあり、「もう、どうなってもいいや」と、腹を括り快諾しました 。 隣に座ったサラリーマンはおとなしい方で、黙々と晩酌をしていましたが、敢え てこちらから話かけ自分なりにどうにか緊張を解きほぐしたいと思っていました 。やはり、最初はなかなか食事が喉を通りませんでしたが、次第にそのサラリー マンと打ち解けていくうちに喉が開いてきたのです。結局、出されたものは全て 完食し、おおきな自信を掴むことができました。これこそ、「常に相手は変化す る」の典型的な例であり、自分の食事しやすい空気をどうやって作っていけばよ いのかという点がこのシーンでの最大のポイントだったと思います。 今回取りあげた例はほんの一部です。この他者とのアプローチはもう少し話を続 けていきましょう。 読んでくださり、ありがとうございました。

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2.みんなの会食恐怖ネタ話

『同じ境遇の仲間を見つけたけれど。』 SNSなどで、「会食恐怖」のコミュニティというのは検索すると見つかります。 コミュニティでは実際、「恐怖会食」のメンバーが集まりオフ会なるものを開催 し、みんなで話し合いの場を作っています。 お互いの症状や環境などを語り合うことで、「一人ではないんだ」という安心感 も生まれますし、それ自体はとてもいいことだと思うのです。 が、しかし。せっかく集まったのに解散はいつも4時ごろ。ちょっとお茶でも…と いう空気はまったくなく、皆さん、足早に帰路に着かれます。 そのとき、僕も当然食べられないですから皆さんの気持ちは分かるのですが、全 員食べられないのが分かっているのだから、お店に入って練習するいい機会じゃ ないか!!とも思いました。 何回か参加して、一度も食事の練習をしませんかという声が出なかったので、そ れ以降参加するのを辞めました。こんないいチャンスを話すだけではもったいな さすぎる。 もし、そういう機会に恵まれたら、たとえ食べられない、緊張している、といっ た状況でも是非声をかけて、軽食を買ってくるなり、お店に入るなりしてみてく ださい。 はっきりいって、「もったいない」です!

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3.会食のワ!!! 「端っ子だいすき」

お店の席に限らず、電車にのっても必ず端っこから席というのは埋まっていくも んですよね。不思議です。 人間にはパーソナリティスペースというものがあり、そのスペースの境界線を他 人に越えられると不快と感じ、ストレスになります。 私はこのパーソナリティスペースは少なからず「会食恐怖」に関係があると思っ ています。 症状を訴える方はスペースが一般的な広さよりも広いか、その境界線に対して過 敏になっているかどちらかだと思います。 飛行機や新幹線の席を予約するときも必ず「窓側」。通路側は座った気がしませ んでした。 でも、考え方を少し変えると、一人分、通路があることによってスペースが広が ったととらえる事もできます。 そう考えたら、通路側、端っこに対する執着心が少し減りました。 あなたの視点、どの角度で見ていますか?

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4.Q&Aコーナー

ここでは今後、このメールマガジンを読んで疑問に思ったこと、この部分をもう 少し詳しく!といった声を紹介していきたいと思っています。 メールはリンク先にあるブログ「npo創造空間」のメールフォームから、または souzoukuukan@gmail.com まで直接お送り下さい。 皆様の声を心よりお待ちしております。

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私は会食恐怖症をどのように克服したか?③

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   【 私は会食恐怖症をどのように克服したか? 】Vol.003
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◇今週の目次◇
1.他者とのアプローチ
2.みんなの会食恐怖ネタ話
3.会食のワ!!!
4.Q&Aコーナー

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1.他者とのアプローチ 今週は他者とのアプローチについてです。 会食恐怖に悩み、自己解決を図ろうとしてもどうしても限界を感じる時がありま す。 それは情報不足だったり、自分で知らないうちにひとつの考え方に固執してしま ったり…。 そうなると、なかなか思うように前には進まず、悪い方へ物事を考え始めてしま うものです。 やはり、そうなったときには他人の手助けが必要です。 一番身近なのは家族です。両親、兄弟に自分の言える範囲で良いので辛いことを 伝え、一緒に歩んでもらう。 家族で理解してくれる人がいなければ、SNSの活用や信頼のおける知人、友人に相 談してみると良いでしょう。 そういう人もいないという方はカウンセラーに話を聞いてもらうのが効果的です 。 ただ、民間のカウンセリングはお薦めしません。医療機関と提携したり、クリニ ックに併設されているところがベストです。私は通っていた病院にカウンセリン グルームが併設されており、カウンセリングが終わったあと、医師の診察を受け るというかたちを1年間続けました。 最初は何をやっているのか良く理解できませんでしたが、次第に自分の悩みや辛 さ、苦しみは自分の意志に委ねられるのだということに気付かされました。これ は自分にとっては大きな出来事でした。人はつらいとき、何かにすがり他力本願 になりがちです。しかし、それは本当の意味で本質の部分を取り除いた事にはな らないのです。目を背けたくなるような事に真正面から向き合い、自分の弱いと ころ、傷ついているところを時間をかけて鍛えていくほかないということを知り ました。 このカウンセリングが会食恐怖の改善の直接的理由ではありませんでしたが、「 思考の矯正」という点では大いに効果があったと考えます。 そこで、かならず「会食恐怖」で議論になるのが他者へのカミングアウトをすべ きか、するべきではないかというものです。前者は毎度、理由をつけて会食から 逃げているよりは、周りに症状を説明し理解してもらうおうというものです。後 者は自分が会食恐怖を患っていることを告げず、たとえ食べられなくても自分の ペースで地道に改善に向けて試行錯誤するというものです。 この論議に正解はないのですが、私は個人的にカミングアウトはしませんでした 。それは変な人に見られたくないとか、毎回、説明するのが面倒だからなのでは なく、カミングアウトは食べられない自分への理解をしてもらうためにするもの で、食事が取れるようになるという目的は二番目にくるからです。私は「おいし く、楽しい」食事をもう一度できるようになりたかったから、一番交流の場とし て頻度が多い「食事」のシーンで緊張することなく食べられるためには、その緊 張や恐怖に打ち勝つことしかないと考えたのです。 だから、何度となく一人でお店に行き、残しては「今度こそ!」と、いう日々が 続きました。 でも、不思議なもので少しづつ食べられる量が増えていくのです。とりあえず、 前回までの分量まではいけるという余裕がありますから、じゃあ、あと一口、じ ゃあ、もういっちょ!と、徐々に良い意味で「慣れ」がでてくるのです。 「慣れ」によってある程度自信がついたら、友人や知人を誘って是非食事に行っ てみてください。このとき重要なのは自分がお店やメニューの主導権をにぎれる よう、あらかじめ料理を決めておき、お店も指定しておくことです。相手の意見 を優先してしまうと、その時点から不安が生まれます。とにかく最初はすべて自 分でコントロールできる範囲で「安心できる環境をつくっていく」いうことが大 切なのです。 次回はこの応用編についてお話したいと思います。 読んでくださり、ありがとうございました。

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2.みんなの会食恐怖ネタ話

『鉄板メニューを探せ!』 食事がとれないとは言え、どうしてもみんなと食事をしなければならない場面は 日常生活のなかで必ずあります。 しかも、自分自身かなりお腹が減っている…。緊張するけど、どうしても何か食 べたい! こういう場合自分のなかでこれならば絶対に少しは口に入るという「鉄板メニュ ー」を日ごろから探しておくことをお薦めします。 私の場合はカレー、そば。この二つだけはなんとかどんな環境下でも口にするこ とができました。逆にいえば絶対に食べられないメニューも存在するわけで、そ れにあたるのは「揚げ物」「どんぶり」でした。 以前、ファーストフードの話をしましたが、外で食事をするには必ずとっかかり になるメニューがなければお店に入ることもできません。「鉄板メニュー」も大 概どの店にいっても変わらない味という点で安心できます。 これがひとつでも見つかれば、活動範囲がぐんと広がること間違いなしです!

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3.会食のワ!!!

今回、取り上げるのは「バイキング」です。 おいしいものを好きなだけ食べられる。これは一般の人からみれば、「たくさん 」という意味で使っているとおもますが、「会食恐怖」においては「すくない」 という意味で使ってます。ちょこっとだけでも全然問題ないですし、違和感なく 食べられる。 無理ならば残すなり、取らなければいいだけ。 この症状において「分量」で苦しんでいる方が結構いらっしゃいます。「もう少 し少なければ…」「小食だと言われることがつらい」…ひとそれぞれ、食べられ る量も違えば、「普通」の基準は様々です。 最近はテイクアウトで分量のバリエーションが増えてきましたが、誰かと一緒に 食事をする際にはバイキングは適していると思います。 ちなみに体調が悪くコーヒーだけ呑んで、店を出た時もありました。 一杯1800円。人生で一番高いコーヒーでした(笑)

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4.Q&Aコーナー ここでは今後、このメールマガジンを読んで疑問に思ったこと、この部分をもう 少し詳しく!といった声を紹介していきたいと思っています。 メールはリンク先にあるブログ「npo創造空間」のメールフォームから、または souzoukuukan@gmail.com まで直接お送り下さい。 皆様の声を心よりお待ちしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2011年11月11日金曜日

就活 11日付朝日新聞より~

今日の朝刊に「若者たちへ」という記事で就活について作家の石田衣良が寄稿していた。

新卒で仮に納得のいく結果がでなかったとしても、10年腐らずに頑張りなさいという内容なのだが、僕はあんまりしっくりこなかった。

そもそも、内定がでないと言っているのはごく一部の企業を狙っている学生たちの話であって、本当に働く気があるんなら、大企業・中小企業関係なくもっと足を運んで先輩達の働く姿をみるべきだ。

かっこいいオフィスで、いいランチ食って、仕事終わりに呑んで…みたいな発想で就活しているんだったら、まだ社会人になる準備ができていないということだ。だいたい、就活で勝った、負けたと考えるのはおかしい。何を基準に勝ち負けが決まるのか?

大企業に入社したら「勝ち」だったら、つんまんない世の中だ。

受験は確かに勝ち負けがある。「学力」という基準でライバルと争うからだ。

しかし、仕事は頭が良い奴が勝ちではない。

頭が良くても、仕事ができないやつはいるし、勉強は苦手でも、周りに気が利いて重宝がられる人もいる。

次第に「年収」という基準で勝ち負けはでてくる。

金があることにこしたことはない。だが、金が人生の全てでもない。

「隣の芝生は青い」ではないが、ひとつの視点・基準で人生を測るのはあまりにもつまらない。

2011年11月10日木曜日

いかなくちゃ!

こないだ、久々にヒトカラに行ってきました。
(まあまあのやつはYouTubeにUPしました)

で、ここ数年、一人で行きすぎて、みんなでカラオケを楽しむということからすっかり疎遠になっていた。
が、今年は年末久々に「カラオケ大会」が開催されるというので、いっちょ参加するかと意気込んでいる。

あと、MI-Ⅳも12月公開とあって、これはぜぇ~ったい行かなくちゃの予定である。
「TAITAN」も興味があるが、主人公が春風亭小朝のちっちゃいバージョンにしか見えず、果たして映画にのめり込めるか!?

もう、街ではジングルベルが聞こえているが、今年は万年ひきこもりだった私も少々浮かれてみようかとオッサンのくせして意気揚々と何をしようか考えている。(あえて、24日の夜にケンタッキーに行って和風カツサンドを頼んでみるとか!)

今年はとても悲しいこと、つらいことが日本を包んだ1年だったので、余計に楽しい年末を迎えたいと思うのです。

2011年11月7日月曜日

障がい者の方達への個別就労支援。

2012年から新しい取り組みとして、障がい者の方・復職を目指している方々に向けた個別就労支援を行いたいと考えています。

現在、就労支援事業所において履歴書・模擬面接等の指導をさせて頂いていますが、支援の限界を感じています。

それはどうしても、「福祉」「医学」的には…という固定観念が暗黙のうちにあり、就労指導というよりカウンセリング的な指導に近いカタチで、通常の「就活」とはかけ離れた認識のもと、当たらず障らずといった感じでパソコン操作や軽作業などを身に付けるのが一般的なプログラム内容です。

しかし、今年の8月から行った就労支援プログラムでは「障がい者」だからという理由は抜きで、まず「何をやりたいのか」という事を徹底的にヒアリングしました。そのなかで「なにができるのか」ということを絞っていった結果、メンバー(通所者)からはパン屋さんで働きたい、接客の仕事がしたい…と色々な可能性がでてきたのです。

当然、いきなり正社員は無理かもしれません。
しかし、現在の障がい者雇用は健常者となんら変わらず、同等のスキルやコミュニケーション能力を求められているのです。

それなのに、机上の理論で「それは無理」で片づけてしまっては、あまりにも彼らの生き方を狭めてしまうことになります。

極論をいえば、別に企業に就職しなくてもいいと考えています。
自分でお金を稼げるようになれば、立派な自立なのですから。

ただ、大人数に対して細やかなサポートには限界があります。
こんなことを書くと、多くの就労支援事業所から総スカンを食らってしまうでしょうが、もっと彼らの「やりたい」という気持ちに耳を傾けるべきだと思うのです。

いくら私が来年からやりたい!といっても誰も必要としていなければ成立しません。
なので、年内までの間、多くの方からご意見を頂ければと考えております。
よろしくお願いします。

ISAO

2011年11月6日日曜日

私は会食恐怖症をどのように克服したか?②

2011年5月09日 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    
【 私は会食恐怖症をどのように克服したか? 】Vol.002
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◇今週の目次◇ 
1.日常生活と仕事
2.みんなの会食恐怖ネタ話
3.会食のワ!!!
4.Q&Aコーナー ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1.日常生活と仕事 先週のメルマガでは会食恐怖についての大まかな概要をお話しました。 食事が取れないと言っても、その症例は様々な環境やこころの状態によって違っ てくるという事はご理解頂けたかと思います。 では、この「会食恐怖症」が日常生活においてどんな影響を与えるのか、今回は お話していこうと思います。 まず、一番顕著に表れるのは1日の時間が食事中心に変わることです。 普通、一般の人は朝7:00ぐらいに起床し一日がスタートします。 私の場合、ひどいときは自宅にいても朝食が取れなかったので、何も食べずに家 をでるか、ゼリーやヨーグルトをなんとか食べられれば恩の字でした。しかし、 次第に栄養が不足してくるので疲れやすくなります。また、昼の時間帯に眠気を 催すことが多くなり、仕事がきつくなってきました。 学生時代は時間がアバウトで自分の予定に合わせやすかったですから、それほど 深刻な問題ではありませんでしたが、社会人になってからは「朝食」「昼食」が わずらわしくなり、それは次第に不安、恐怖へと変わっていきました。 結局、しっかり食事をとって仕事をするためには昼食後の午後からというスケジ ュールに変わってしまいました。当然午前中はベッドから這いつくばりながら起 き、やっとのことで出社の準備をする。午後からになったとはいえ、お腹一杯食 事が取れるわけではなく、ちびちびと口に料理を運び、呑みこむのが精いっぱい 。出社しても頭に栄養がまわっていないので、4~5時間勤務でも辛かったのを覚 えています。 1日のスタートが正午になると、結果的に1日の終わりもずれ込んでいきます。24:00 前までには就寝していた生活が1時、2時とずれ込むようになり、体内時計さえも 狂い始めてしまいました。 これは自律神経を狂わせるだけでなく、体にも負担を与えます。朝食を抜くよう になったり、睡眠が不規則になることで精神状態が不安定になり、「会食恐怖」 以外の症状を引き起こす可能性が高くなるわけです。 これが、他のメンタルの病気の二次的なものからくるのか、はたまたその逆なの かと問われれば、経験から言って前者の要因のほうが多いと私は考えます。 しかし、何らかの症状から起因すると仮定しても、その根っこを解決するのには 時間がかかるでしょう。そして、「会食恐怖」が二次的なものだとしたら、時系 列から遡ってみても快復の手掛かりも少しは見つけやすいのではないでしょうか ? 私の場合、時間を巻き戻してみて考えてみると、食事が取れなくなる以前は日常 生活でとてもたくさんの人達と学生生活の中で関わっていました。極論を言えば 、『食事=プライベート』な時間を他人の視線を感じながら摂るということに対 してストレスを感じていたのだと思います。あるラインまでは許容範囲として何 事もなく反応していなかったものが、一線を越えたことで身体症状として現れ、 拒絶反応を示すようになったのです。 今回、大事なポイントは「会食恐怖」になった理由と考えられるものを突き詰め ることです。 「それがわからないから困っているんじゃないか!」という声が聞こえてきそう ですが、まずは自分が症状に悩まされるようになる前までの自分の身の回りで起 こった出来事をできるだけ細かく時系列で書き出してみることです。そして、そ のとき自分がどう感じ、何を思ったのか?客観的に自分の行動、考えを見つめな おすことで自分自身の心の変化がだんだん見えてくるはずです。それでも、全く わからないという人は一旦、自分の症状と「会食恐怖」という関連付けから切り 離してみてください。 あるひとは自分の幼少期の経験からくるもので、自分では掘り起こすことが困難 であったり、その他に摂食障害を疑ったひともいました。それを導き出すために は、家族や医師といった他人の手助けが必要となってきます。私もカウンセリン グを受けましたが、やはり一人で解決するには限界があるということを痛感しま した。 では、他人との協同作業によって何が得られるのか? 次回は他人とのアプローチについてお話したいと思います。 読んでくださり、ありがとうございました。  

ISAO 

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2.みんなの会食恐怖ネタ話 『あえて食べようとしない』 Eさんは一日2食、もしくは一日1食という生活を送っています。 Eさんに「それだけの量ではお腹がすきませんか?」と尋ねたところ、 昼や朝、食事の事で不安になり気分が悪くなるなら、いっそ食べないで仕事に行 ったほうがよっぽど精神的に楽だというのです。 確かに、1日3食という考えは近年になってから。 江戸時代は1日2食が普通だったと聞きます。 Eさんの場合は敢えて、不安材料を抱え込まないことで食事に対する意識を変えて いこうという姿勢が見て取れます。 「朝、昼、晩、食べるのが当たり前。」 これは一般的な常識であり、Eさんの考えもまた「常識」なのです。  
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3.会食のワ!!! 今回、取り上げるのは「飴」です。 症状がひどいと本当に何も喉を通りません。それでも身体に栄養分を補給しない とますます弱ってしまいます。 そんなときは市販のお菓子として売っている飴ではなく、スポーツの栄養補助食 品として売っている飴をお薦めします。味も控えめですし、ブドウ糖など必要最 低限の栄養補給もできます。一粒、口の中に放り込んでおけば勝手に溶けていき ますので、ガムを噛んだりしたときの「いま、食べているんだ」という意識もそ れほどありません。赤ちゃんがおしゃぶりをする感覚です。お菓子の飴は味や刺 激が強いものがあるので、人によっては気分が悪くなってしまうかもしれません 。わざわざ、そんなものを…という方は氷砂糖でも構いません。 何も食べずにいるよりは、少しでも空腹を満たし、脳みそに栄養を送ることが大 切です。 
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4.Q&Aコーナー ここでは今後、このメールマガジンを読んで疑問に思ったこと、この部分をもう 少し詳しく!といった声を紹介していきたいと思っています。 メールはリンク先にあるブログ「npo創造空間」のメールフォームから、または souzoukuukan@gmail.com まで直接お送り下さい。 皆様の声を心よりお待ちしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

私は会食恐怖症をどのように克服したか?①

2011年5月02日 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
   【 私は会食恐怖症をどのように克服したか? 】Vol.001 
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 ◇今週の目次◇
 1.会食恐怖症とは何なのか?
 2.みんなの会食恐怖ネタ話
 3.会食のワ!!!
 4.Q&Aコーナー ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1.「会食恐怖症とは何なのか?」 まずは、このメールマガジンを購読してくださった皆さん、本当にありがとうご ざいます。 今回、なぜ私がこの「会食恐怖」を敢えてメールマガジンとして発行しようと思 ったのか? それはこの症状が実際に苦しんでいる方々へ充分な情報が行きわたっていなく社 会的にも認知されていないこと、そして何よりも一体自分の症状は何なのか良く 分かっていないという方が余りにも多いからです。 私も最初、この症状に襲われたとき、まず何科に行って診てもらえればいいのか 見当もつきませんでした。 色々と受付で症状を説明しても困った顔をされ「じゃあ、とりあえず内科に…」 というのが現状でした。 「とりあえず」という言葉はかなり不安を駆り立てられました。 瞬時にふつうに起こる症状ではないなと思い、おそるおそる診察を受けたのを今 でも鮮明に覚えています。 そのときに告げられたのは「思春期の精神的不安定な要素からくる一時的ホルモ ンバランスの乱れ」でした。 今、こうして書いていても何のこっちゃまったく理解できません。 処方された薬も自律神経を安定させるもので、最初から最後まで?マークだらけ の診察でした。 しかし、実際こういった診断を受け、結局訳の分からないまま月日だけがどんど ん過ぎていくというケースは多いのです。 先日お話を伺った女性は、高校3年間まったく原因不明のまま学生生活を送ってい たそうです。 日に日に周りとの食事に恐怖を覚えるようになり、そのうち部室でひとりでお昼 を食べるようになりました。 極めつけは修学旅行のとき、3日間何も口にせずに最終日まで我慢し、足の裏に 痛みを覚え立てなくなる一歩手前までいったそうです。(つまり、栄養失調状態だ った) カラダにSOSが出ていても食事が取れないというのは、ただ「みんなと一緒に御飯 が食べられないんだね」で済む話ではなくなってきます。 その女性はあるソーシャルネットワークで、自分の症状とよく似たコミュニティ を見つけ、ようやく自分の症状が「会食恐怖症」なんだと理解できたそうです。 あくまでも、そういう病名があるんだということを知っただけに過ぎず、本当の 原因は何なのか未だによく分からないとおっしゃっていました。 ここでポイントになるのはこの「会食恐怖症」というものは、それ自体が確立さ れた症状なのか、他の症状の二次的症状なのかということです。 私が診察を受けていた当時は、SAD、うつ、対人恐怖、摂食障害…起因する病名を 挙げたらきりがありませんでした。 自分の感覚としてはSADが一番近いのかな?とは思っていましたが、頭の片隅では 何か違うな…という違和感を感じていました。 しかし、逆説的に説明するならば、「会食恐怖」のみを訴えている方はこれまた いないということです。(私がお会いした方に限っていえば) 必ず、何かしらの症状を抱えていました。 私自身も当時うつ病を患っていたので、これに当てはまります。 ただ、そこから先の話としてうつ病の方が症状が出やすいとか、その他の疾患は 違うということは言えません。 「会食恐怖」そのものも整理していくと細分化されていき、単に食事が取れない というだけでは説明できないからです。 ここで、簡単に例を挙げるならば… ・まったく誰とも食事がとれない。 ・知り合いや家族とならば食事は取れる。 ・一人で食べるといっても周囲に人がいる(ファーストフード店など)場合は食べ られない。〈その逆パターンもあり。〉 ・みんなと食事は取れるが、単品メニューは食べることはできない。 ・大皿料理のように自分の分量が決まっていない場合はみんなと食事をしても問 題ない。 ・テーブル席で奥の席ならば食べられる。 ・カウンター席ならば大丈夫。 などなど… 挙げたらきりがありません。 中には水も飲めなくなってしまうという方もいて、生まれつきのものなのか、私 のように後天的なものでもさらに症状が違ってきます。 こうやって事例を挙げてみると、全く食べられないという場合を除いて、なんと か食べることはできる方が多数を占めます。これがこの症状の理解されずらい一 因になっていると私は考えます。なので、みなさん口々におっしゃるのが「相手 に申し訳ない」「自分が変なんじゃないか」といった、自責の念です。 症状がでてしまった上に、自分自身を責めるので、余計誰にも打ち明けられなく なり、普段の生活では何でもない人がなんで?というすれ違いが発生してしまう のです。 次回では日常生活に与える影響と会食恐怖の事例をもう少し詳しくお話していき たいと思っています。 読んでくださり、ありがとうございました。  

ISAO 

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2.みんなの会食恐怖ネタ話 このコーナーでは私の知り合いやメール等でご自身の体験談をお話して下さった 方から改善のキッカケになりそうなネタをご紹介していきます。 『困ったら回転すしに限る』 Sさんは社交的な性格で、よく友人と出かけにいくそうです。 しかし、この症状がでるようになってから、どうしても食事がネックになってし まいました。 ひとり先に帰るのも気が引けるし、どうせならば一緒にご飯を食べたい…。 そこである日、Sさんは友人に回転すしに行かないかと誘ったそうです。 回転すしならば自分の好みのものを食べられるし、分量も気にせずに食べられる 。 それからというもの、Sさんが友人と外食に行く際は「回転すし」が定番になって いるそうです。 あくまでも「回転」というのがミソでカウンターの寿司屋は無理だと言っていま した。 

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3.会食のワ!!! このコーナーでは私が症状を克服するために参考になった書籍、お店、グッズな どを紹介していきます。(特定の病院名やお薬名などは控えさせて頂きます) まず、なんとか食事をするためにはどうしたら良いのか考えた末、思い浮かんだ ことは「同じ味」「同じ分量」「同じ設備」があるお店に通い詰めることでした 。これならば、メニューを頼んでもどれぐらい出てくるのか心配要りませんし、 味も分かっているので気分が悪くなる確率も少なくなります。さらにペーパーナ プキンやトイレ等、決まったものが置いてあれば鬼に金棒! そういう意味でファーストフード店、とりわけ「マクドナルド」はいい練習の場 所になります。頼んだ後に「あ、やっぱり気分が…」となったらテイクアウトに してしまえば問題なし! ポテトのSサイズからコツコツ食べ始め、3年ぐらいかかってハンバーガーセット が頼めるようになりました(笑) モスバーガーなど、注文を受けてから作るようなお店は待っているあいだに緊張 感が高まってきてしまうので、最初は控えたほうがいいと思います。 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 

4.Q&Aコーナー ここでは今後、このメールマガジンを読んで疑問に思ったこと、この部分をもう 少し詳しく!といった声を紹介していきたいと思っています。 メールはリンク先にあるブログ「npo創造空間」のメールフォームから、または souzoukuukan@gmail.com まで直接お送り下さい。 皆様の声を心よりお待ちしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
「私は会食恐怖症をどのように克服したか?」 
著者:ISAO 発行:NPO創造空間 E-mail:souzoukuukan@gmail.com ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2011年11月4日金曜日

あのときから…。

少し、自分のブログから強迫神経に関するブログを引っ張ってみた。

強迫神経症は一時期で、自分の体調が崩れたのは社会人になってすぐだった。

仕事がきついとか、職場の雰囲気が最悪とかそういう外部的なストレスじゃなかった。

大学3年ぐらいから、「自分はこの先何をして生きていくのか?」という問いがずっと頭のなかにあった。

とりあえずは仕事に就かなければ、稼げないので会社に就職した。

それからこれまでの間は自分にとって何ひとつ無駄なことなどなかった。

ただ、ずっと30代で一回自分がやっている仕事を振り返る必要があると考えていた。
その時点でモチベーションがあるなら続けるならそれで良し。もし、しっくりこないなら再考するも良し。

以前にも「自分探し」は終わったと書いたが、いまさら人生はなんだとか、仕事をする意味を探すつもりはない。単純に「欲」が今の自分を動かしているだけなのだけれど…。

もっと稼ぎたい、もっと色々な人達と出会いたい、こんな仕事に関わりたい。

そんな「欲」を今の環境では満たしてくれないと悟ったとき、なんのためらいもなく去ろうと思った。

だが、次の環境に足を踏み入れるには少し勉強しないといけない。

だから、1年間貪欲に勉強しよう決心しました。

お金では手にいれられないものを得るために。

そんな話をさっきまでしていました。

2011年11月2日水曜日

強迫神経症と向き合う④

2008年3月20日 (木)

やったぜ、おい!CHAGE&ASKAのMD聴きながら、歌ってたら、バシッとハマッタよ!なんという爽快感!やっぱり、ハマるんですね。変に脳みそが興奮してます。あー、よかったぁ。「ちゃんと」メモしておこう。
好きなアーティスト故に起こってしまう、この症状。また、こころおきなく、聴くことができます。
久しぶりに、YOUTUBEを観てみました。勿論C&A。おーおー、レアな映像がいっぱいアップされているじゃないか!個人的に好きなのは「棘」という曲です。原曲はスローテンポなのですが、LIVEバージョンはアップテンポに編曲されていて、最高にイケてる曲に変身してるのです!ASKAの最後の超高音域のフィニッシュは真似できません!それ以外には「月のしずく」がアップされてました。よくこの曲のLIVE映像あったな、って感じのこれまた良い曲です。脳みそをトランス状態(イッちゃった状態)にしたい方は「Mr.ASIA」がお薦め!最初から最後までテンションオーバーヒート状態で楽しめます。ちなみに僕は、実際LIVEでこの曲を聴き一緒に叫びながら歌っていたら、酸欠状態になりました。

強迫神経症と向き合う③

2008年3月15日 (土)

今日はミクシィの会食恐怖症の会のオフ会だったのですが、朝からなんとなく嫌な感覚が頭の中にあって、欠席させてもらいました。
さて、強迫観念ですが、相変わらず襲ってきます。ですが、前回も書いたように自分でルールを決めて、なんとか抑えこんでいます。今、一番やっかいなのは、「音」です。木曜日だったと思うのですが、たまたまCHAGE&ASKAの曲を聴きながら歩いていました。そのとき、ふと口ずさんだフレーズが原曲とずれ、それが異常に気になってしまいました。家に帰ってから何度も歌ってみては合わそうとするのですが、なかなか合いません。この症状、以前にもあったんですが、その時はハモるまで徹底的に歌いつづけ、なんとか症状が収まりました。今回はそれをやると同じ事になってしまうので、「大丈夫」と自分に言い聞かせながら、今日まで我慢しています。
たぶん、以前のようにひたすらやり続ければ、ハモる機会はあるでしょう。いや、必ず音程、タイミングは合うのです。それがまだ、自分の中で認識できていないので今、異常な不快感に悩まされているのだと思います。(以前、起こったときにこのようなことが今後ないように、ちゃんとチェックシートに書いてある!)ですので、ひたすら我慢するしかないというのが結論です。
4月まで、あと2週間と少しになりました。
明日から、介護の仕事がスタートします。研修も無事終え、資格も取得しました。ようやく、実践の場に足を踏み入れる訳ですが、今回の場合、これまで、いくつかの会社で仕事始めをするときの極度の緊張感はありません。精神的にほど良いハリを感じながら、やっていけそうです。ライターのほうも勿論頑張りますが。
今月は一日も遊んでいないので、ストレス発散にどこかで息抜きをしたいのですが、なかなか周りと予定があいません。みんな忙しいんですね。

強迫神経症と向き合う②

2008年3月12日 (水)

昨夜、気付けば、髪の毛を一時間も拭いていました。
なんとか、強迫行動は収まりましたが、これはやりすぎだと感じ、徹底的に自分の行動に抑制をかける事にしました。例えば口を何回も濯いでいたら…回数を決める、自分でストップをかけるなどして、自分の意識で強迫行動をコントロールしたいと考えています。
普通、それができないのが強迫神経症なのですが、昔、僕は自分の体は歪んでいて、「おかしい」と思い込んでいました。頭をちょっとぶつけただけで、形が変形してしまうと本気で思っていましたし、左右対称でない自分のカラダが気になって気になってしょうがありませんでした。しかし、その旨を、当時の主治医に相談したところ、人間は完璧な形をした人などいない。もし、頭をぶつけて形が変わるようだったら、普通にしていられないよ、と笑われました。今回の一連の症状も、僕自身の体はどこも悪くないのです。自分の「意志」と反した行動をとるこの症状に、僕は自分の「意思」で克服しようと思っています。歪んだ思考を自分なりにまとめ、それに該当する行動はすべて抑制できるよう、今日、いや、今から取り組んでみたいと思います。結果はこのブログでも随時ご報告していきます。
これが上手くいったら、凄い自信に繋がると思います。

強迫神経症と向き合う①

2008年3月 6日 (木)

僕は鬱病を患ってました。完治したのは去年の11月あたりで、鬱病との闘いには終止符を打つことができました。しかし、去年の今頃、「強迫神経症」という症状を併発しました。一言でいえば、自分の行動、言動を何度も確認しないと気がすまないのです。
きっかけは電話中、会話で言葉のろれつが回らなかったことです。たまたまその時、言えなかっただけで、あとでもう一度言い直した時にはちゃんと喋れたのですが、「ろれつがまわらなかったこと」がその後頭の中に刷り込まれ、自分の発した言葉を何回も確認するようになりました。その他にも口を何度も濯いでしまったり、体を何度も拭いたりと、ひどい時は一日中ひとつのことに囚われ、何も手につかない時もありました。幸い、早めにこの症状を主治医に相談したおかげで、早い段階で「強迫神経症」と診断され、クスリも処方してもらいました。今年に入って、症状も大分落ち着いてきたんですが、精神的に大きなストレスがかかると症状がぶり返してしまいます。今回の後輩の件はそういう意味でショックだったのでしょう。
この症状を治すには「認知療法」が適しています。いわゆる思考の歪みを修正するのです。僕の場合、特に主治医に言われた訳ではありませんが、気になる項目をメモし、チェックシートを作りました。作った当初は10項目ぐらいありましたが、今では2つぐらいに減りました。最近、主治医に言われたのは確認行動に入ろうとしているその瞬間の考えが間違っていることに気付きなさいと。これは大変参考になりました。この考えを自分の中で上手く取り入れることができれば、完治まではそう遠くないと思います。
ちなみに今日苦しんでいたのは、嘔吐でした。どうしても自分の納得する嘔吐でないため、食べては吐き、食べては吐きを繰り返していました。今、こうして客観的に書いていると何をやっているんだ自分?と思いますが、納得がいくまでは、そんなことに考えも及ばないのです。
もうひとつ、この症状を改善させる方法として、「早起き」があります。何を当たり前なこと言ってるんだと思われるかもしれませんが、今の僕はこの早起きができていないのです。医学的に説明すると、脳には「セロトニン」という物質が存在し、このセロトニンの欠如が鬱、強迫障害、不安障害に大きく影響を与えています。前回のブログでも生活習慣を変えたいという内容の事を書いたと思いますが、その理由はまさにここにあるのです!確かに早く起きれた一日は強迫観念はあまり襲ってきません。朝、たっぷりの太陽の光を浴びる事によって、セロトニンが活性化するのです。
今週の土曜日から自立支援の研修が始まります。朝、9時から始まるのですが、これをきっかけに規則正しいリズムを取り戻したいものです。