2017年12月26日火曜日

基軸なき社会

今年は皆さんにとってどんな一年だったでしょうか?
個人的には腰を据えて「ひたすら記事を書く」ということに専念できた年だったと思います。

ただ、感じるのはものすごいスピードで仕組みが変化しているということです。
そしてそこに変な違和感を感じていることも確かです。

期待や不安が根拠なく大きくなっていき、そこに大勢が動いていくという流れは本当に確かなのか。
正しいか間違っているかは、未来のことですから分かりません。

でも、自分では「これだ!」という感覚がなく、仕事の質がシフトしていくことに少しストレスも感じています。

2017年12月10日日曜日

私たちの働き方って?

昨日は渋谷で職場の同僚(1人は元。)と3時間少し早い忘年会をやりました。

36歳・30歳・27歳とだいたい5歳間隔で離れていて、なかなか面白い飲みでした。

やっぱり20歳は「社員」にこだわり、そこに抱えるジレンマで悩んでいる。

一方、30代は「社員」もアリだけど、しがみついてまでやりたいとは思わないという意見。

当然、生き方人それぞれなので、どういうライフスタイルがいいかなんてないんですが、30代の僕からすると、20代の頃は抑圧的な感覚を受けてきたという部分が強いのです。

社員になっても、長時間拘束されてよく分からん業務を延々やるという苦しさ。

それが自分だけじゃないと昨日の話を聞いて、とても共感できました。売り手市場とか需要と供給のバランスじゃなく、「企業に長くいることが美徳だ」みたいな考えが薄くなっているんだなと思いました。

そして、自分たちが気付いてきたスキルを捨てるという覚悟も必要なんじゃないかという危機感。現に高校生はWord、Excelを知らないですからね。

親の世代が必死にスマホの操作を覚えるのと同じように、僕らも0ベースでまた何かを吸収しなきゃいけない。

そんな話をしながら、珍しくビールを3杯飲んでしまいました。

2017年11月23日木曜日

一日、一回、カーテンを開けてみる。

だいたい10年前…。まだ、体調が優れず一進一退を繰り返していた頃。

起床時間も定まらず、僕の部屋はカーテンが開いている時間は少なかったと思います。

生活のなかで、モヤモヤすること、癪に障ること、色々あるなかで外の光は元気を与えてくれる存在です。

部屋にこもって自分と向き合っていても、どんどんカオスに落ちていく…。

そんなことが少しずつ分かってからは、前日疲れていても、頑張ってそこら辺を散歩するようにしています。

仕事をするということは、自分にエネルギーがないとできません。

無いときに、無理に空ぶかしするとダメージが長引く。

特に寒い時期はずっと緊張状態が続いているので、風邪などもひきやすい。

だから、僕は一日一度、カーテンを開けるのです。

その瞬間浴びた光はとても強く、身体を貫いたような感覚を覚えるのです。

2017年11月4日土曜日

東京モータショー2017

「2年に一度、絶対に行かなければいけない場所がある」

それが、東京モーターショーだ!!!

2年前とは様相が一変し、IT技術のオンパレードでいささか物足りなさを感じた。人工知能が登場してからクルマの概念は一気に変わり、パワーやデザインと言ったものが画一化されてきている気がする。

ポルシェやBMWなどの高級車はある程度の存在感は示したが、国内メーカーは「ドラえもん」の世界よろしくの、本当にこんなクルマが行動を走るのか!?というコンセプトを出しまくっていた。

介助用のクルマや公共機関のバスなどは「これはすごい!」と、感動の連続だった。

同じプラットフォームで事業提携などをしているメーカーのものは「どこか似ている」、いやどこが違うんだ!という車好きには?マークいっぱいのモーターショーだった訳です。











「会う」という価値

なんだか、人と会うことが随分敷居が高くなっているらしい。

SNSの影響が大きいらしいが、今の人たちは会いたいの会いたくないのかよく分からない。

個人の時間は自分の部屋にテレビが置けるようになった頃から、パソコン、携帯電話、スマホとどんどんパーソナル機器によって割合が多くなった。

部屋にこもりがちになる人は増え、「リアル」という言葉がなんだか陳腐に聞こえる時代になった。

学校や職場など、人が多く集まる場所にいるのは確かに疲れる。気を使わなきゃいけないし、愛想があったほうがいいにこしたことはない。

だけど、悩みや苦しみを癒やしてくれるのも人であり、簡単に文字で「一緒に死にましょう」なんてやりとりで終わらせてしまう世の中は、生きようと頑張っている人々に失礼だ。

自分の内面をさらけ出すのは恥ずかしいし、怖いし、緊張する。

でも、そこを通過したら嬉しいし、楽しいし、安らげる。

自分のペースで少しづつ、自分を誰かに知ってもらうことはそんなに悪いもんじゃない。必ず誰かが「よろしく!」って声をかけてくれるはず。

2017年10月17日火曜日

葛原岡神社

すでにGoogle+ではシェアしましたが、たびねすの新着記事です。

「鎌倉で恋愛成就を祈願!葛原岡神社で一途な想いを託す」

https://www.travel.co.jp/guide/article/29190/

なんか、月でこれが終わるとほっとする。

ほんとはもっと2本、3本と書いていかなきゃいけないんだろうけど…。

好き勝手に書くことというのはなかなかできんですよ。

2017年10月2日月曜日

「新党さきがけ」のDNAを引き継ぐ都知事

都知事の最初の国政進出は細川護煕氏が率いた「日本新党」だったが、彼女の現在に至るまでの政治理念やDNAは「新党さきがけ」の代表、武村正義氏の影響が大きい。連立内閣成立後、武村氏から薫陶を受けた彼女は街頭演説から政策立案に至るまでスパルタ教育の連続だった。

現在、「希望の党」が掲げる旗印は「新党さきがけ」結党時の理念と重なるところが大きい。当時から「環境主義」を掲げ、バルカン政治家の異名をもつ武村の政略は対立軸を際立たせ、自分がスポットライトを浴びるという小池戦法と同じように映る。

さきがけのメンバーも枝野・前原・玄葉…と今回の衆議院選挙に名前が挙がる人物が集まっていた。ただ、「希望の党」が主張する保守・自衛権等々の考え方は「さきがけ」の母体となった「ユートピア研究会」の尊憲・リベラルとは異なる。これは彼女だけではなく前原氏らも同様で、結局スタンスを崩さなかったのは枝野氏くらいか。

となると、二大政党制が「保守」「リベラル」という図式で成立するのであれば、「リベラル」の政党は「選別」から除外された議員および、残った民新の議員たちしかいない。

かつて自自公連立で離党した彼女が、もしかしたら自希公連立なんてウルトラCの大技を打ち出して来る可能性も否定できない。

2017年9月26日火曜日

AIと仕事についてちょっと考えた。そして、Google+と連動していなかった。

むかし、「Google+」とブログはリンク設定していたんですが、なんかずっとここ最近切れていたので、また繋ぎました。

はたして、読んでくれる人は増えるのか?

さて、最近やたらと「AI」の話題が経済誌やテレビなどで取り上げられています。そして、そこに必ず絡んでくるキーワードが「10年後に消える仕事」というやつです。

コンビニは発注・検品・レジ…すべてにおいてAIが担い、ヒトは接客に集中する。既にこのシステムはタブレットで始められており、かなり時間の削減に役立っているそうです。

この人類が生み出した最大のライバル「AI」に対抗できるヒトの能力は「コミュニケーション」「イマジネーション」「フィジカルパフォーマンス(スポーツ)」ぐらいに絞られてしまうのではないかと思ってしまいます。

今や一流シェフの動作を記憶し、料理までも作りはじめたAIに、仕事どころか人間の営みさえも奪われてしまう可能性が高いのです。しかも、急速な発展スピードは気が付けば実用化というところまで迫ってきているので、完全に我々の脳みそをニュートラルにしないと置いてけぼりを食ってしまいます。

こう煽り立てると、なんだか空しい感じがしてしまいますが、人類の欲求が無くなることはないので、さらに先の技術を追求するか、そこに意味を見出せず原点回帰を求める人々の2パターンに落ち着くでしょう。(断舎利なんぞいい例)

「暇を持て余す」という言葉があります。その「暇」が新しいお金の流れをつくるかもしれません。そのまえに言っておきたいのは「消える仕事」は消えないということです。完全なマンパワーのみの仕事は黄色信号ですが、最初に挙げた「コミュニケーション」「イマジネーション」を付加価値として提供すれば、AIに当分の間は勝てるでしょう。


2017年8月2日水曜日

8月です。

つまらん、タイトルですが、僕にとっては8月は特別。

お盆という正月とならんで、親戚に会えるチャンス。

親戚の赤ん坊は大きくなったかな?

まあ、ぼくもおっさんに近づくのですが。

ツイッターみたいな文章になってしまいましたが、今夜このへんで。

2017年6月26日月曜日

「してるつもり」人間

6月下旬、やっと関東は梅雨らしくなってきました。

「空梅雨」だと言っていたら、本当にそうなり、穀物などの生育が心配です。

最近、仕事に行っても外のカフェで業務をやることが多くなりました。

理由は事務所を転居するといって、新しいスタッフを入れたのにもかかわらず、相変わらず狭いスペースに留まっているからです。

ライティングはPCとネット環境があればどこでもいいわけで、押し出されてしまったわけです。個人的に僕は雑音のなかで、試験勉強や仕事ができないタイプなので、非常にこまっています。

その他にも最近、やたら「意識の共有」「ボトルネックの明確化」など難しい言葉が飛び交うようになり、地に足がついていない感じがむずがゆくてしょうがありません。

人が多くなれば、意思疎通を図るのは大変なのはわかります。問題なのはそれができていると思って確認作業を怠ってしまうことです。

「1秒を無駄にするな」と言っておいて、会議の書類を探しているような奴はアカンのです。仕事の効率化といいながら何時間もPCに向き合っていたら、集中力は比例して下がります。

大風呂敷を広げるのは簡単なのです。

それに実行性が伴わないのであれば、すぐに検討するべきです。

小学校の授業は45分。人間、そんなもんしか緊張下のなかでは能力を発揮できません。周りのことばかり突いてきましたが、自分もそんな「○○してるつもり」になっていないか、改めて考えるといくつか…。

ですので、何かを指摘したり、叱責したりするというのはそう軽々しくできないのです。自分に厳しくなければ。

2017年5月12日金曜日

ウィリアム王子の言葉

昨日の新聞でイギリスのウィリアム王子が、

「母の死に未だに苦しめられている。どのように向き合っていくか、対処法を考えるしかない」

と語っていました。

僕は歳が近いということもあり、少年期に家族や親族の死に直面した王子の気持ちを思うと、胸が締め付けられる想いでした。

僕も小学生のとき、身近な人の死というものに直面しました。

子どもながらに「死生観」というものは持っているもので、悲しみとは別の、人間としての避けられない宿命みたいなものを感覚的に体に刷り込まれたような気がします。

苦しみは他人からだけでなく、自分自身で抱えることもあります。

それは世間の人々が考えているよりもはるかに多い人達が、その苦しみと向き合っています。

若ければ、なかなかそれを口に出すことも難しいのかもしれません。

僕は20代に経験し、今に至っています。

ウィリアム王子の言葉に救われたのは、「解決する」「回避」するといった言葉ではなく、人生において何かを自分のなかに抱え込みながら、生きていかなければならないこともあるのだと、教えてくれたことです。

苦しみから解放されたいと思うのは誰しも願うことです。

しかし、解放されないものも存在するのだと、そう考える人が世の中にいるのだと知ったとき、勇気を分けてもらえた気がしました。

2017年3月22日水曜日

大人の屁理屈、子どもの正論

大人らしく振舞え。

これ、どういう振る舞いを指すんですかね?

波風立てず、周りの空気を読め、みたいなものも入るんでしょう。

僕は結構「大人らしくない」と自覚しています。空気は読みますが、おかしいと思ったら、つい口に出しちゃう。上の立場を利用して無理難題を言ってる奴には、刃向う。

組織に向いてない人の典型です。

でも好きでやってるわけじゃありません。ちゃんと話をしてお互い納得したり、これはこの場で言うことじゃない、などの判断はできているはず…。

一応、仕事ではしっかり相手の理由や反論も聞きます。そこで事を荒立てるようなことはしないです。

僕がブチッといくのは、相手の気持ちを理解しない言葉や配慮にかける行動を平気でしちゃう人たちです。それを大人なんだから。。。で片付けられては、困るわけです。

よく、「自分のイライラを解消するための〇〇」みたいのがネットでもたくさんありますけど、あんなの読んでイライラが収まるんなら、苦労しないでしょ。

最近、若いスタッフが何気ないことでキレちゃったんですけど、それは至って正論で、俺もキレるな…。なんて思って、ドンマイ、ドンマイって肩をたたきました。その後もグチグチ言ってる奴がまさに「子ども」でこいつらどうしようもねーなーと、汚い言葉をついつい心の中で呟いてしまうのです。

そんな自分もこの間、あまりにも血の通っていないメールをよこした相手にキレました。しかも、仕事関係だったので、その後なかなか音沙汰ありません。力関係がフラットなので、そのうち解消されるのでしょうが、結局、僕は子どもだったのでしょうか?

なかなか自分の意見が言えない、という人いると思うんです。

でも、この先確実に仕事だけでなく、個人の考えや発言というのは大事になってきます。「主張」というと、なんだか聞こえはいいですが要するに、言うときには言う!これが大事です。そうしないと、どんどん自分だけ置いてきぼりをくってしまいます。

声を上げることは立派な「大人」の証です。

2017年2月7日火曜日

散策写真あれこれ。

円覚寺山門(間違ってました…)


富士山眺望


花々


根性ある樹木

2017年2月6日月曜日

新卒の特権は行使するべし!仕事を覚えるのではなく、社会の仕組みを教えもらう

①雇われることで、仕事への心構えを学ぶ

「私は雇われる人生は向いていない!」

そう言って、早々にフリー宣言をしてバイト生活にを始める人がいますが、はっきり言って「もったいない」。

なぜ、親も親戚も知人も「3年は一つの会社で我慢しろ」というのか?
答えは、3年ぐらいもたいないと、その先何をやっても続かないから。

お茶汲みだろうが、倉庫整理だろうが、社会人の基礎を勉強できて給料まで貰えるのだから、こんなありがたいことはない。 それが、超ブラック企業なら辞めるべきだが、「残業」「休日出勤」等でストレスを感じたら「あと、○年ちょっとで終わる」と心のなかで呟けば良い。


3年で仕事への耐性がつく。それから次の決断をしても遅くない

世の中、不景気で簡単に仕事を辞めるなんて言うな!

そう、思っている人はそのまま辞めずに続ければ問題ない。 だが、「やっぱり無理」「人間関係がちょっと…」と思った人は潜在的に「黄色信号」が出ていると思ったほうがよい。

特に「人間関係」は会社を辞める際、ほとんどの理由といってもいい。

先輩で尊敬できる人がいる
仕事は少し苦手だけど、周りのスタッフがフォローしてくれる。 

こんな職場環境ならば、ちょっと辛いことなど目をつぶっても、そこに留まりたいと思うはずだ。

それでも、「企業」という集団に属している以上、協調性は求められる。 この「協調性」は仕事をしていく上では、個人でやるほうがもっと重要になり、むしろ好きなことがやり放題だと思ったら、しっぺ返しを食らう。


②仕事への価値観を養う

では、自分の方向性が定まらないとき、何をして時間を過ごせばいいいのか。

それは、自分のなかにある無数の好奇心や向上心を満たしてくれるものを選別する期間だと思えばいい。 必ずしも一個に絞らなくてはいけないわけではなく、3、4個いつも自分のなかで夕飯のメニューのように「どれにしようか?」とストックしておくのだ。

そして、年齢だったり、環境の変化で必ずその3、4個の仕事に挑戦できる環境が巡ってくる。 向こうから寄ってくることもあれば、満を持して自分かトライすることもあるだろう。 

そのとき、これまで磨きをかけていた「自分にしかないもの」があれば、道が開けてくる。

2017年2月4日土曜日

就活と就労は何が違う?働き方にみるこれからの仕事のカタチ

就活に翻弄されてきた働き方の本質



私もその一人だが、「やりがい」「天職」といった言葉にどれだけ悩まされてきたことだろう。

いつも、求人の中から選んだ企業は「自分に合っている」「今度こそ能力を発揮できる」と意気込んでいるのに、なぜかモチベーションを保つのは難しい。

根本的に組織のなかで自分の能力を発揮するということは、必然的な制約のなかで行うことであり、100%すべてが思い通りいく訳ではない。

一度、転職を経験し、そのループに巻き込まれてしまう人は、いつも「他者との調整を図る」という点が弱く、自分のペースが乱れていく。


企業を選ぶのではなく仕事を選ぶ


「就活」と一口に言っても、ほとんどの人が自営業、フリーランスを思い浮かべることはないだろう。

企業の知名度、年収、労働時間、職種、このような感じで絞られていくのではないか? 

だが、就労支援を行ってきた私は希望者に「さあ、就活をがんばりましょう!」と言ったことはない。 あくまでも「就労」もっと分かりやすく言えば、「○○の仕事ができるように!」と助言する。

就活=就労ではなく、自分が何をできるのかを見つけていくことが最優先課題だということ。 なかなか、採用が決まらないと焦り、だんだん「雇ってもらえればどこでもいい」という心理が働いてくる。

自分の能力を発揮するのに、どこでもいいのか? もちろん、自分の力で収入を得ることがどんなに厳しく、難しいことなのかは理解している。

そのなかで、「雇用」という選択肢だけが手持ちカードだとしたら、この行き先不透明な社会では心細い。 どこの企業に行っても、「これはできます」という、スキルを地道に積み上げられるかどうかがポイントになる。


就活から収活へマインド転換


「さあ、これから」という、スタート地点にいる人達は何から始めればよいのか?

まずは卒業文集でも探してみるのはどうだろう?

冗談ではなく、今の自己を形成してきた大切なピースだからだ。

子供の頃、自分は何をやりたかったのか?何になりたかったのか? 

時間を経ていくうちに様々な情報や人との出会いによって考え方が変わってきたはず。 

しかし、「三つ子の魂百まで」とはよく言ったもので、大人になっても変わらない、自我に根付いた感性がある。

この仕事は好き。
この仕事はどうしても無理。 

その決定は、小さい頃の決断のプロセスと大差ない。 

良い仕事にたどり着くためにやるべきことは次の記事で書いていこうと思う。