2017年11月4日土曜日

「会う」という価値

なんだか、人と会うことが随分敷居が高くなっているらしい。

SNSの影響が大きいらしいが、今の人たちは会いたいの会いたくないのかよく分からない。

個人の時間は自分の部屋にテレビが置けるようになった頃から、パソコン、携帯電話、スマホとどんどんパーソナル機器によって割合が多くなった。

部屋にこもりがちになる人は増え、「リアル」という言葉がなんだか陳腐に聞こえる時代になった。

学校や職場など、人が多く集まる場所にいるのは確かに疲れる。気を使わなきゃいけないし、愛想があったほうがいいにこしたことはない。

だけど、悩みや苦しみを癒やしてくれるのも人であり、簡単に文字で「一緒に死にましょう」なんてやりとりで終わらせてしまう世の中は、生きようと頑張っている人々に失礼だ。

自分の内面をさらけ出すのは恥ずかしいし、怖いし、緊張する。

でも、そこを通過したら嬉しいし、楽しいし、安らげる。

自分のペースで少しづつ、自分を誰かに知ってもらうことはそんなに悪いもんじゃない。必ず誰かが「よろしく!」って声をかけてくれるはず。

0 件のコメント:

コメントを投稿