2020年5月26日火曜日

「宿坊」体験を自宅で!ZENの境地で心身を整える

「宿坊」。旅行好きの方なら一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?元来、僧侶が宿泊する場所として、また参拝者の心身を清める目的で設けられていました。

今日では一般観光客の宿泊を受け付ける寺院も増え、海外では旅館やホテルといった宿泊施設とは違った「勧行」(僧侶のお勤め)体験ができると注目を集めています。今回は「宿坊」で体験する勧行のなかで、お家で実践できるものをご紹介します!

他の宿泊施設と「宿坊」は何が違うの?


宿坊と一般の宿泊施設との大きな違いは、宿泊先のお寺で「勧行」が行われる点です。

参加は強制ではありませんが、なかなか通常参拝で体験できるものではありません。写経や坐禅、僧侶の説法など、宿坊では1日を通じて様々な勧行が行われているのです。




宿坊で提供される食事といえば「精進料理」です。肉や魚類を一切使用せず、野菜など「殺生されていない食材」で調理するのが特徴です。

ただ、お家で精進料理を作るのは手間と時間がかかります。「けんちん汁」や「湯豆腐」など普段の食卓でもお馴染みのメニューを作るのが良いでしょう。




お家で実践できる「宿坊」体験は?簡単にできる勧行



「写経」は宿坊で体験できる代表的な勧行のひとつです。宗派によって異なりますが、般若心経(はんにゃしんぎょう)を書くのが一般的です。300字程度の文字数なので1時間ほどあれば完成します。
写経は脳を鍛える効果があり、文字を書くことで精神的にリラックスできます。一文字ずつ丁寧に書くことを心掛け、集中して取り組むことが大切です。美しい文字を書くことよりも丁寧に書けていることがポイントです!
通常、「坐禅」はお尻の下に座布団を敷きその上に坐ります。足を組み、背筋を伸ばすことが求められますが、体が硬い人にとっては胡坐(あぐら)をかくことすらままなりません。
胡坐をかくことで体の重心を安定させるのですが、無理に行うと腰痛や足首を痛めてしまうので、負担のない姿勢で行ってください。坐禅は呼吸と心身を整え、煩悩を捨てる修行です。腹式呼吸を意識して、カラダをリラックスさせましょう!
写経で使う「筆」や座禅を行う際に座る「座布団」など、日常生活ではあまり使用しない品々も100円ショップで揃えることができます。また、自宅に畳の部屋がないという家庭も近年では増えてきました。

そのような時はフローリングに「御座」などを敷くことで、手軽に空間をアレンジしてみましょう。経本などはさすがに100円ショップで見かけませんが、インターネットで「般若心経」と検索すればお手本となるお経を見つけることができます。

リラックス空間は今すぐできる!その方法は?

自宅での「勧行」は一畳のスペースがあれば気軽に始められます。重要なのは日々の生活を意識せずに一定の時間を過ごせることです。外との繋がりをシャットアウトし、注意が散漫しない環境作りを心掛けてください。
家族の共有スペースで行いたい場合には、パーテーションで仕切るなどしてみましょう。また、自分一人だけで行う必要もありません。家族みんなで落ち着いた空間を体感しても良いのです。
お香を焚き、五感にリラックスを促すのも有効な方法です。自分がリラックスできる環境ならば、形式にこだわる必要はありません。自宅での勧行で大切なのは「心身を整え、雑念を取り除くこと」なのです。
お香を焚く場合に必要な道具は3つだけです!
・香立て・香皿・ライター(マッチ)
ご自身に合ったお香を探すのも楽しみの一つです。香皿は陶器製の小皿や100円ショップで販売しているもので構いません。ライターは確かに便利ですが、宿坊の気分を味わうなら、マッチで着火するほうが趣きがあります。

宿坊体験で心身を整え、生きる活力を得る。

宿坊で行われている勧行は、自分と向き合い心身を清めるためです。普段の生活では気づかないことも写経や座禅を通じて感じられます。風の音や鳥のさえずりなど、落ち着いた空間のなかで五感が研ぎ澄まされていくのを実感できるはずです。

また、精進料理も全国各地でさまざまな特徴があります。食卓に地域の特産や郷土食を並べることで料理の奥深さも堪能できるのではないでしょうか?宿坊には地域の風土と仏教の厳粛な空気が混在しているので、少しでも自宅でその魅力を体現したいものです。


2020年5月22日金曜日

40歳臨時退職

日本は年金支給がどんどん遅くなる。

僕らがもらえるのは70歳以降だろう。

今、元気な高齢者が仕事をして頑張っている。そんな光景をみて、70歳まで働き続けるのではなく、一旦40歳あたりで仕事を離れ、高齢者になっても働ける準備をしたほうがいいんじゃないかとふと思った。

昔は60歳までなんとか働けば一息つけた。

これからはもう年齢も関係ないし、人口も減っていくし、どこかで一度休まないと高齢になっても満足に働けないんじゃないか?

ものすごい処理能力を課せられた現代では小休止が必要だ。

2020年5月10日日曜日

2020年5月5日火曜日

世界は変わるのか

元の世界に戻るのか、新しい世界が構築されていくのか?

前者はおそらくないだろう。戻っても、コロナ禍で感じた生活の本質に人々は拒絶反応をしめす。

ペストが終息したあと、世界は新たな「自由」を手に入れた。

コロナの終息後は何が残るのか。

移動や共生といったこれまでのグローバルな動きが不透明化し、内向きのマインドに変化してしまうのだろうか?でも、必ず外にでていこうとする人々がいる。

僕はそっち側の人間。