2011年11月29日火曜日

私は会食恐怖症をどのように克服したか?⑤

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【 私は会食恐怖症をどのように克服したか? 】Vol.005
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前回は他者とのアプローチに関してお話しました。 今回はその総括です。 私は今でも、食事を取ることに緊張というより神経を使います。 それはひとりであろうが大勢であろうが変わりません。 なぜかというと、食事を取ることにとても時間を割くからです。 朝も最低1時間30分は自分の時間を持たないとゆっくり食事ができません。 昼も然り。 夜は時間を気にせず、自分のペースでゆっくり食べます。 食事の時間をあわただしく取ると自分の中のリズムが狂った感覚になります。 とても大きなストレスで違った形でその反動がきます。 だから、規則正しい生活を送らざるを得ない。 毎日の食事を気持ち良い時間にするために早く起きる。 自分だけの時間で動いていればそんなことは気にしないのですが、やはり人と繋 がっている以上、自分の時間は自分でなんとか確保しなくてはいけない。 結局いつも逆算していって、それよりもほんの少しゆとりの時間をもつことで食 事に対するモチベーションを挙げるわけです。 大げさに聞こえるかもしれませんが、一度「食べられた」という感覚を自分の不 摂生や甘えで失いたくないのです。 仮に何かのきっかけで気分が悪くなったら…。 その理由がもし、自分が事前に防げるものだったとしたら、また時間をかけてそ の感覚を取り戻さなくてはならない。 だから、必然的に継続し続ける。 私は自分に甘い性格だと分かっているだけに、より厳しく己を律しないとすぐに 生活リズムが狂ってしまう。 ストイックに聞こえるかもしれませんが、「当たり前」を続けていくことのむず かしさをいつも感じています。 だから、他者とのスタンスもいつも変えません。 同じ状態でいることで、平常心を保ち、気持ちを落ち着かせることができる。 それだけ慎重になっていてもちょっとした気持ちの変化で普通の人間でも症状は 食事に現れます。 その時の自分の状態を冷静に客観視して、無理をしないことが快復への一歩だと 考えます。

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