2013年1月3日木曜日

「天職」とは何か。

若いひとは特に、今の仕事は自分に向いていない、つまらない、しんどいと言います。

確かにそうでしょう。

だから、自分に合った職業とはなにか、好きになれる仕事は何なのか、「天職」について悩むわけです。

ぼくは「天職」とはきらいになれない仕事、だと思っています。

好きな仕事なら尚良いですが、そんなに自分が夢中になれる環境などないものです。

もっと、言えば今やっている仕事が「天職」または「天職」に繋がっているものだと思います。


仮にとても辛く、「辞めたい」と思っている仕事だとしても、自分で何か行動を起こさない限り何も変わりません。もし、そこで行動を起こして、何かが変わり、結果自分のなかでやりがいを感じられるものが生まれたとしたら、まさに「天職」です。

また、もう耐えられないと、環境を変える行動に移してもそれは今の職場と次の職場を天秤にかけたとき、新しい職場に可能性を見出したわけですから、一歩前進したといえるでしょう。

そして、なにも行動を起こさず、不平・不満を言いつつも結局、同じ環境に居続けていても、それもまた「天職」なのです。

仕事は自分で掴み取りに行かない限り、得る事はできません。そして常に選択を迫られます。バイトで、求人誌の中からどれがいいのか探している時点で、取捨選択をしているわけです。

他人に押し付けられたものでない限り、自分で選んだ仕事なのですから、何も文句は言えません。

ただし、冒頭で述べたように嫌いな仕事はどう頑張っても続かないときがあります。「辛い仕事」と「嫌いな仕事」は別です。

そのときは自分を奮い立たせ、選択をするべきです。

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