2010年8月1日日曜日

「直感」

今朝、なんとなく今日は出勤してこない人が来ていそうな気がした。



駅を降りて事務所へ向かう途中、「たぶん」から「きっと」になり着いたらやっぱりその人は来ていた。



理由があって今日その人はいたんだけど、僕はその理由を全然知らなかった。



というか、どうでもいい関係のないことだった。





でも、僕の直感は当たっていたわけだ。



生活のなかで、偶然とかまぐれと言われるものは確かにどんでもない確率のなかで起こっているものもある。



でも、人間が持っている直感みたいな、いわゆる「第六感」というやつはそう単純なものじゃないと思った。



自分がそう感じる、要素が多ければ多いほどその感覚は確かなものになっていく。そこに個人差はあるのだろうけど、感受性が強いひとはそのアンテナがたくさんあるんだろうな。



それがプラスに働いたり、マイナスに働いたり。



今、僕には多くのアンテナが求められている。



何気ないしぐさ、ことば、空気なんかを敏感に感じ取ることが仕事。



それが自分に重くのしかかってきたらマズイのだけれど、今のところ性に合っているらしい。



なぜか。いまやってることを直感で決めたから。



これまでの自分の価値観や固定観念を無視したら、何か違うものが見えてきた。



そう自分が思うようになったのは、それまで悩んで、悩んでそれでもどうしてもみつからなかったから。



最近、「悩まない生き方」みたいなものを称賛している風潮があるけど、人間悩まなくなったらなにをするんだよ?と思う。無駄とも思える膨大な時間がたいせつなわけで、たとえどん底にいようとも必ず浮き上がってくるのが人間のすごさだと感じている。



マスコミや知識人は難しいことばを並べて、僕たちを混乱させないでくれ。



情報が飽和状態になると混乱するだけだから。



あくまでも参考書程度でたまに2、3ページめくるぐらいがちょうどいい。



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