僕は小さい頃から神経質だった。
特に人間関係において、いつも人の目を気にするところがあった。
それと、なにかをやりだすと完璧主義的なところもあって妥協するのが嫌いだった。
中学、高校は結構それが嫌で、班分けとかグループ活動みたいのが苦手だった。
表情や態度には出さなかったけど。
だから、大学に進学したときすごい解放感があった。自分のやりたいことに没頭できる!って。自分と同じような考えを持つ人達と時間を過ごしているから、人付き合いも結構積極的だった。
でも、「三つ子の魂百まで」で、自分を追い込む性格は変わらなかった。
社会人になって、4年間無縁だったヒト・時間・ストレスが一気に襲いかかってきて、僕はドロップアウトした。
それから7年。今はだいぶ自分で色々な事をセーブしたり、コントロールできるようになった。
大きく変わったのは人付き合い。
今まではなんかミスしたり、余計な事言って相手はどう思っているかな…とか考えることが多かった。でも、「自分ではどうしようもできないことがある」と理解できたとき、相手の心や自分の言動がどう思われているかなんて考えても分からないことに気付いた。そこに捉われ悩んでもしょうがないと踏ん切りがついたとき、心が楽になった。
もうひとつは「自分で性格や物の考え方は変えられる」ということ。
完璧主義の傾向が強かった僕も、どこを境目に「やめられなく」なっていくのかを客観視してみた。それは意外と自己満足の部分が多くて、他人から頼まれた仕事や要件に果たしてそこまで徹底的にやる必要があるのか?と思うようになった。手を抜くことは良くないが、シンプルかつ、しっかりしたものを相手に示せばそれで充分だと考えている。
自分対他者。
自分対己。
悩みは極論この2パターンしかない。
そこをいかにシンプルに受け取め、考えられるかによって、だいぶ生き方が違ってくると思う。
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