2008年5月30日金曜日

強迫神経症について⑥

「大丈夫!」



強迫神経症の症状がでて、反復行為が止まらなくなったとき、自分に言い聞かせる言葉だ。



何度も手を洗う。何回も口をゆすぐ。自分のしゃべった発音が気になる…。



消えては現れ、消えては現れの繰り返しでどうにか納まらないかと、色々、試行錯誤を重ねている。



一番のポイントは本人が異常行為であることを認識していること。だから、「止めたい」という思考は脳みそのなかにはある。



最近、クスリの減量もあってか、また脳みそバランスがおかしくなっている。対人と食事をするとき、変に緊張したり、先述のような行動が顕著になったり。



で、今日仕事が終わって帰宅すると、いつものようにうがい手洗いをした。前回の勤務後同じことをやったら、口をゆすぐ行為が止まらなくなった。何度やっても納得できないので、しまいにはコップを鏡に投げつけた。それぐらいイライラするし、脳みそが疲れる。



今日はコップ一杯の水でうがい、ゆすぎが終わったら「絶対」に二杯目は行ってはいけないと何度も念じた。結果、コップ一杯+一回で納まった。自分としてはよくセーブできたと思う。そもそもコップ一杯もの水で、うがい、ゆすぎをすれば、充分、口内はきれいになっているのだ。その他にも手洗いがすんなりできたりして、前回のような異常行動は起こらなかった。



いきなり、強迫観念をストップさせることは不可能だ。はじめは自分でルールを作り、そのルールどおりにできるまで根気よく続ける。そうすると、だんだん気になっていた行為が「意識」をしないでできるようになる。



以前にブログに書いた髪の毛をずっと拭く行為もこれで治まったし、いくつもの強迫観念がこの方法で解消している。やっかいなのは、ひとつ解決すると、違う対象が現れる。これがなくなれば、完全に復活したと言えるだろう。



うつ病のおまけで現れたこの症状。当のうつ病は治ったのに、こいつがいつの間にか主役に躍り出ている。



もう一度言おう。「俺は大丈夫だ!」



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