2008年5月24日土曜日

強迫神経症と向き合う⑤

今朝、体調は久々に絶好調!といっても過言ではないほど、調子が良かった。朝ごはんもどんどんいけるし、頭もスッキリ気分爽快だった。



トイレを済ませ、口をゆすいで、仕事にでかけようとしたとき、なんとなくカラダが嫌な感覚を感じ取った。



気持ち悪いわけではない。だが、なんだかスッキリしないこの感覚。さっきまでの体調の良さはどこへ行ってしまったんだ、というくらい脳みそが黄色信号を点滅させていた。



移動中から段々気分が悪くなってきた。どこが?と言われると答えに困るのだがとにかく気分が悪い。



午前中、ユーザーと散歩に出かけている最中も頭の中はもやもやしっぱなしだった。



そして、昼食。気分が悪かったので絶対に吐かない鉄板メニューの、カップラーメンとおにぎりを食べることにした。



が、吐いた。さすがにユーザーの前では吐かなかったが、流し台に一目散に駆けていった。



その後も調子はますます悪くなり、水分を採っても吐きそうなくらい気持ち悪くなった。



ただ、ここで一点、不思議に思ったのは、昼食の時も水を飲むときもカラダは明らかに拒絶反応を示しているにも関わらず、脳みそはGOサインを出し続けていた。つまり、「食べれる」と認識していたのだ。結果、嘔吐してしまうわけだが、なぜ、「食べれる」と判断したのかが分らない。



仕事が終わり、帰宅すると思いっきり吐いた。そして、もうこれで治まったと思った。だが…



夕飯は家族で久々に寿司を食いに行った。もちろん、何の違和感もなくお腹一杯食べれた。



家に帰り、パソコンをいじっていると、急に朝のあの不快感が脳みそを駆け巡った。一気に気分は急降下。



また、「吐く」という衝動に駆られるようになった。例えて言うなら、二日酔いで、アルコールがまだ胃の中に残っている不快感。そんな感覚が再び僕を襲った。



結局風呂から上がった後、異常なほど口をゆすぎ、胃の中をすべて空にした。こうでもしないとずっとあの不快感が続くような気がしたから…。



ここで、整理してみると、今回のこの症状原因は朝のクスリを飲むときにあったと考えられる。



それは、通常コップ一杯でクスリを飲むところを、なぜか一回では気が済まず二回飲んだこと。その結果、水でかなり胃が張ってしまった。それに輪をかけるように数度の口のゆすぎ。胃の中では朝食と水とが飽和状態で混在している状態になってしまった。



ここからが、僕の強迫神経症特有の症状だと思うのだが、僕の場合、口をゆすいで水を吐き出す、唾を吐くなど「吐く」行動を数回繰り返すと、脳みそと胃が誤った認識をして、嘔吐の状態になってしまう(ことが多い)。



今朝もクスリを飲んだ後の「口のゆすぎ」が一日を通してずっと不快な状態になった一番の原因だと言える。



さらに言えば、口をゆすぐ回数の異常さが嘔吐の原因に繋がっている。



だったら、回数を減らせばいいじゃない。



そう、みなさん思われるかもしれないが、それが止められないのがこの強迫神経症のやっかいなところ。ひどい時期に比べればだいぶ楽になったが、それでも依然として異常な反復行動は完全には治まってくれない。



ココロとカラダのバランスがちぐはぐな今、無理に何かを変えようとすると余計バラバラになってしまう気がするので、症状は症状として認識しながらも、自然体でいることが望ましいと思う。



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